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発表項目:口蹄疫に対する本県の取組

 次、2点目が、口蹄疫についての我が県の取り組みであります。
 ちょっと資料が全く整っていなくて非常に見にくいんですけど、まず、これまでやってきたこと、4月20日に宮崎で発生したということで、こういう対策会議をやりました。また、各家畜保健衛生所で対策会議をやりました。
 これまでやってきたことの一環として、牛・豚の健康状況の確認を行ってきています。その結果、すべてで宮崎県から導入された牛184頭調べたんですけれども、すべてで異常なしという結果が出ています。また、今度は豚も入ってきましたので、電話で聞き取り調査を4月21日から24日まで行っていまして、すべてで異常がないという結論が出ています。
 また、こうしたものの中で、潜伏期間が過ぎていなかったものについても、その後確認をして、宮崎県から導入されたものについては、佐賀県内の牛・豚については異常がないということを確認しています。それが1点です。
 それと、何かあったときのために、現在24時間体制で家畜保健衛生所が対応をしておりますので、直接は畜産農家の方ということになりますけれども、何かあったらいつでも通報を受けることができる状態になっています。いずれにしても、夜間であれ休日であれ、必ずかかるようになっております。
 また、県民への情報提供は、関係の機関にファクス、メールで随時情報提供を行っているのとあわせて、畜産農家に対しては、こういう家畜衛生だよりというものの臨時的な発行を行っておりますし、県のホームページにも掲載をしています。
 私どもが特に今県民とか関係の農家に対して呼びかけていることが幾つかありますが、その中で、やろうということを決めてこれからやっていくことの一番の対策が消毒です。今現段階では、もちろん佐賀県では発生をしておりませんが、予防のためということもあって、消毒をこれから徹底してもらうことにします。県内で牛や豚を使っているすべての農家1,031戸あるんですけれども、こちらに対して5月下旬、今週末ぐらいには農家に配布をされているだろうと思います。
 消石灰を大体1万袋配布する予定で、その数量はもちろん農家の規模に応じて配布されることになります。で、道路から畜舎の入り口までとか飼料タンク周辺に散布をすることになります。
 次に、これは宮崎県への協力ということで、口蹄疫の防疫作業に県職員、獣医師ですけれども、派遣をしています。これは延べ2人行っていまして、1人行って帰ってきた後、またしばらく置いてもう1人行っているということに、延べ2人、それぞれの期間では1名派遣をしています。
 そして、これからの動きでありますけれども、まずはあす5月20日の木曜日の午後1時15分から、これまでは生産振興部長をトップに対応をしていましたけれども、宮崎における被害がかなり大きく拡大をしてきているということもあって、県庁も全庁的に対応をしていくということで、副知事をトップにした対応に変更をいたします。
 佐賀県口蹄疫対策推進会議、これは第1回の会議ということになりますが、副知事、教育長、各本部長、部長以下で構成をして、防疫対策や影響を受けるそれぞれの分野での対策、こうしたものについての議論をすることにいたします。
 また、県内で発生した場合、隣県で発生した場合は、私をトップとする対応をすることにいたします。
 次に、その翌日、5月21日の金曜日でありますけれども、これは県庁の中での対応でしたけれども、今度は市や町、JA、関係機関や団体に入っていただいて、その県内の広い関係の機関の人たちに対して呼びかけることを行ってまいります。これは私が出席をして、参加者、県民に対して呼びかけをしてまいります。各機関や団体の対応の現状や今後の対応などについて、情報提供と意見交換ができればと思っています。
 これはもう皆さんご存じのように、口蹄疫というのは人には感染しないということ、感染した動物の肉は出回ることはないということでありますし、仮にそういったものを食べても大丈夫ですということが書いてあります。

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