○朝日新聞
　沖縄の米軍普天間飛行場のことで伺います。
　先日、鳩山総理が負担軽減という観点で全国知事会の開催を要請されたということなんですが、一部知事から国の安全保障にかかわる問題で知事会のテーマにはなじまないんではないかというような声も上がっていますけれども、まず開催を要請したことに対する古川知事の受けとめ、それと仮にというか、あった場合に県としてどういうスタンスで臨むのか、このあたり少し受けとめを伺いたいんですけれども。
○知事
　まず、要請があったという前提に立てば開催をすべきだったし、開催することになってよかったと思います。
　私も以前に、こういうのを全国知事会でやったらどうだという、メンバー知事からそういう声が上がったときに対して私は反対をしました。なぜかというと、知事同士で話しても、安全保障について責任ある発言ができるわけではなし、知識があるわけじゃないからであります。今回は、その安全保障、防衛、いろんな意味において国の最高責任者である総理から、このことについて自分が直接話をしたいので来てくれないかということで話があるのであれば、それは内容のある、責任のある話を聞くことができると思っておりますので、それはお伺いをして、耳を傾ける価値はあるのではないかと思っております。
○朝日新聞
　案なんかを求められた場合はどうなんでしょうか。
○知事
　まだどういう話があるかわかりませんから、だから、まずはそうやって総理が、知事会に対してなのか、何に対しておっしゃったのかよくわからないところはあるんですけど、とにかく全国知事会議をやってほしいということで話があったわけですから、そこに出かけていって、まずは話を聞いてみたいと思います。