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質疑応答:国連公共サービス賞受賞
○NHK
 国連の公共サービス賞について、この賞が非常に権威のある賞だということは伺っているんですが、賞が歴史が浅いということもあって、なかなか認知度としてはまだまだというところはあると思います。なので、この賞がどういう賞なのかということと、それから、今回受賞されたことについて率直な御感想を教えていただけますでしょうか。
○知事
 2003年にできたばかりの賞なので、なかなかまだ知られていないというのと、日本の中でとったところがないものですから、非常に新鮮だったと思いますが、例えば、去年とったところ、これは部門別ですから幾つも部門があるんですけど、例えば、その前はソウル市がとったり、オーストラリアなんかもとったりしているところで、とにかく世界的にいろんな自治体や政府やNGOやそういったところが応募をして、その中でかなり厳しい審査が行われるんですね。そして、かなり客観的な審査が行われる中で、今回私どもが1位と2位になったということで、これはいわば公的サービスのオリンピックで金メダルと銀メダルをとったということだと思っています。
 いずれも、これは私たちだけでやったわけじゃなくて、一緒にやっていく県民の方や一緒にやっていく企業の方たちと一緒にとったということなので、私たちだけの努力ではもちろんないわけですけれども、それは非常に画期的だし、21世紀に世界からきちんと評価を得た公共サービスを我々が提供しているということについては、まことに誇りに思います。
 実はこれ、去年も応募したんですよ。去年も最終審査までいっていたんですけど、だめだったんですね。ことしは少しいろんなプレゼンテーションの仕方だとかなんとかをかなり工夫をしてやりました。そういったところもよかったのかなと思っていますけれども、いわば私たちの取り組みが、佐賀県民の取り組みが世界に認められたものだと思っています。
 この選考過程は4次審査まであるんです。そして、こういう形でそれぞれのいろんな世界の中のいろんな国々の人たちから成る行政専門家委員会という人たちが行っています。これは事務総長が指名されて、世界を代表する24名の専門家がこの専門家委員会に入っておられまして、この方たちが議論をし、決定をし、そして、事務総長が承認をするとなっているわけですね。これだけ見てもらっても非常に重きのある、重みのある賞だということがわかると思います。
 毎年、例年はニューヨークの国連本部で事務総長が直接賞を渡しておられます。こういう賞もそんなにあるわけじゃありませんので、そのことだけ見ても非常に重いものだということがわかると思います。
○NHK
 繰り返しになりますけど、率直に受賞された感想といいますか、もうちょっと何か喜びがあるのかなと思ったんですけど。
○知事
 いやいや、それはもう「やったぜ」という感じで、まさにこれで世界水準になったなという感じがしました。海外からもいろんなお客さんが私たちのところへ来られますけれども、そのときに対しても、こうした取り組みというのは堂々と胸を張って答えることができる、我々がやっている、今この公共サービスだけじゃなくて、いろんな生産技術だとかITに関することも、世界の中でどう評価されるかということが問われていますけれども、どちらかと言えば、我が国がおくれているとか苦手だったという公共サービスの分野において、こうやって1位とか2位をとることができたということは非常に誇りに思いますし、うれしく思います。私たちがやってきたことは決して間違いじゃなかったということを改めて思いますし、これからもっともっとこうしたことの充実をしていきたいと強く思っています。
○時事通信
 今のところの関連なんですけれども、受賞式には行かれるんですか。
○知事
 まだ決めていません。6月23日は議会なものですから、まずは議会にこのことを報告して、それでどうなるか、そこで御相談になるかなと思っています。ちなみに、例えば、ソウル市なんかは議会がずれていたんだろうと思いますけれども、大体割と市長さんとかが行かれているということはあるんですけど、それはこれから考えていきます。

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