○西日本新聞
　済みません、最後に、時間がないのでもう端折ります。
　血液のがんのATLの話です。マニアックな質問で申しわけないんですけど、国のほうが母子感染を防ぐために、全妊婦が抗体検査をすべきだという方針を打ち出しているんですが、福岡と熊本と佐賀は自己負担ですね。これを改める必要を今考えていらっしゃるかということと、それ以外に具体を何か考えていることはございますか。
○知事
　このATLについてはじっくり考えたいと思っております。まず、現在のこの制度とか対応で十分かというと十分じゃないと思っています。もっとよりよい制度になっていくようにしていきたいと思っていますし、参議院のマニフェストにもこのATLについても、各党いろいろなことを書き込んでいただいていますので、国としてどうされていくのかということもあるだろうと思いますし、私ども佐賀県としてもというか、これは本当は佐賀県内のそれぞれの市や町がどうされていくかということなんですけれども、市や町、私どもの県とそれぞれになるかもしれませんけれども、引き続き検討をしていきたいと考えています。
　ちょっと変な答弁になりましたけど、今のままでいいと思っているわけではないということ。それで、市や町の独自取り組みもあるし、国の各政党の取り組みもあるので、参議院選挙後にまた具体的に考えてみたいと思います。