○読売新聞
　食育で、もう間もなく始まるわけですけれども、やっぱり費用が2日間で7,000万円超、うち、県の手出しが5,000万円超あると思うのですけれども、そこまでお金をかけてやる意義はどこにあるのかというのを改めてお聞かせ願えますか。
○知事
　食育の大事さということがもちろんあるわけでありますけれども、そうやって、全国あちこちで行われている食育の大会をぜひ、今年は、特に私どもとして、県として、いろんな全国大会を誘致したいという年でもありますので、そういったタイミングをとらえてたくさんの方々に佐賀に来ていただいて、佐賀の持つ魅力や、またそこに魅力を感じていただくこととあわせて、佐賀の県内にいろんな形でお金を落としていただくということを期待したいと思っています。
　その5,000万円投じた費用そのものを直ちに回収できるかどうかということはわかりませんが、この食育全国大会は、県が一応主催にはなっていると思いますけれども、これをやるに当たっては、本当に企画委員会の方たちが中心になって、県民立というか、県民主催という形で行ってきています。その2日間に5,000万円という形ではなく、この1年を超える取り組みに対して、かなりの手間や暇、また県民理解というものが進められてきたと私は思っておりまして、これは非常に意義の大きなものがあると考えています。ぜひとも、本番のというか、最後のこの2日間ということになるわけでありますけれども、これもまた、投じた費用以上のものにしていきたいと強く考えています。