○STS
　国関係で2点ちょっと伺いますけれども、1つは国の総合特区制度の提案募集の件ですが、その前に発表のほうで先ほど交通支援モデル事業で、国から認められなかったから特区申請を行う。これはいわゆる総合特区制度とは違うんですよね。
○知事
　まず、先ほど申し上げた鹿島のこの交通の関係は総合特区ではなくて、毎年、3カ月置きぐらいに締め切りが来て行われている特区の申請制度に乗ったものです。総合特区ではありません。
○STS
　そうすると、国の総合特区の件ですけれども、来月中旬が多分締め切りだと思うんですけれども、今のところ佐賀県としては申請されるのかどうか、提案されるのかどうか伺いたいと思います。
○知事
　申請するつもりです。現在、その総合特区の申請の球出しを各本部にお願いをしていまして、統括本部のほうで今そこの内容について検討が進められているところだと、こういうふうに理解をしています。
○STS
　まだ発表する段階ではないと。
○知事
　そうですね。いろんな方面の球の話があって、場合によっては1県だけじゃなくて、何県かで共同してやっていくようなこともあるかもしれないとも思っていまして、それも含めて今検討をしているところですが、いずれにしても、この総合特区の制度は全国知事会からも各政党に対して要請をしていった事項でございまして、私が直接各政党の政策責任者に訴えていた事柄でもございます。今もう、これは本当に小さな例ですけれども、国の規制がさまざまあるということが地域の発展を阻害している要因もあると思っておりますので、ぜひ骨太のものを締め切りまでに出していきたいと考えています。