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質疑応答:南米訪問団
○STS
 県が募集しました南米の訪問団ですね、無事、帰国されたと思うんですけれども、訪問の成果、それから県民の知らせるような新しいニュースというんでしょうか、副知事からどういう報告をお受けになりましたでしょうか。
○知事
 副知事からは、行っている最中にもメールなどを通じていろんなやりとりがありましたが、帰国した当日に、かなり詳細な内容の報告がありました。さらには、もっと詳しい内容は、また後日、国際課長からも説明を受けることになっております。
 それで、今回はブラジル、そしてペルー、ボリビアと3カ国の県人会の訪問を、副知事を団長として行ってきていただいたわけでありますけれども、1つには日本や佐賀県に対する期待というものが1つある。もう一方は、とはいえ4世、そして5世になられる方もいらっしゃって、母県である佐賀県と、そして日本とのかかわりがだんだん薄くなってきているということも紛れもない事実だということについての報告がありました。
 一時期は、日本に対する出稼ぎが非常に盛んだったときから、逆に景気が悪くなって大量帰国時代を迎えて、今はどういう状況にあるかといえば、それは再びもう一度、日本で学びたい、日本で仕事をしたいという人たちが非常に増えてきている、そういう時代を迎えているということも報告の中でありました。そして、最近は行っておりませんけれども、かつては南米からの技術研修員みたいなものを受け入れる制度というのを県としてやっていたんですけれども、そうしたものについても再度復活をしていただけないだろうかというふうなお話が副知事や留守議長のほうに強くあったということの報告も受けております。
 昔から非常に縁のある地域でもございますし、そういったことについてどう考えていけばいいのかということについては、検討材料としていかなければいけないということを改めて感じました。
 一方で、各県人会の会長さんは、もう日本語を読むことができず、また日本語を話すことすら困難という方もたくさんいらっしゃるような状態になってきていまして、こういう中で各国の県人会と佐賀県とのかかわりはどうしていくのかということを改めて考えなければいけない時期に来ているのではないか、そうしたことも今回の復命の中には書いてあったところでございます。

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