○日経新聞
　先ほどの新鳥栖駅、新幹線がまだ来ていないけれども、企業の業務拠点化みたいなことも考えておられるということですが、やはり、例えば、鳥栖市のほうでもう具体的な土地の交渉とかいうことを始めているということなんですか。
○知事
　あそこはもともと農地だったところなものですから、農家の方たちが土地を持っておられて、権利関係を区画整理なら区画整理とかそういった形で整理していかなくてはいけません。そこの窓口は鳥栖市のほうでやっていらっしゃるんですけれども、それとは別に、もともと農地だったところなので、JAなんかも絡んでおりまして、実際に開発をしていくとなると、どこかの会社と一緒になってやっていくというようなことになっています。
　ただ、そこの部分が今この段階ではきちんとした権利関係の整理がまだできていない状態だというふうに伺っていますので、それは、ですから、現段階ではまだきちんとした整理ができていないんですけれども。
○日経新聞
　拠点化に向けて動き出しているということは言えるんですか。
○知事
　拠点化に向けて動き出しているということではなく、まずは土地関係を整理して開発ができる状態にしていこうということについては、少なくとも鳥栖市や私どもについては合意はとれていると思っています。ただ、現時点では、まだそのことについては地権者の方たちとの間の権利調整が終わっていませんので、その段階でその先の話をしていくというのは地権者の方に対しても、それはちょっと失礼に当たるかなと思っておりますが、私どものところにそうした形で相談がいろいろ来ているということをご紹介申し上げたということでございます。
○NHK
　済みません、今のお話なんですが、そうすると、佐賀県として企業の拠点として活用されることを期待しているとか、そっちの方向で進めていきたいというようなことはお考えとしては言えるんですか。
○知事
　佐賀県としては、そこは新しい佐賀県の玄関口になりますし、何より九州のクロスポイントとしての地位が強化されることにもつながりますので、その権利関係の調整ができた後については、そういう鳥栖の機能を九州全体を見据えながら強化していくような、そういう役割のものができればということを期待しています。
○日経新聞
　後で結構なんですけど、面積的なことをちょっと教えていただければと思います。
○知事
　はい、わかりました。