次です。次はSAGAマッチングセミナー、そして、就職面接会の開催のお知らせです。
　SAGAマッチングセミナーは、一般の求職者や新規の大卒者を対象に行われるものです。そして一方、この就職面接会というのは、今年の3月に卒業見込みの高校生を対象にしたもので、それぞれを開催しますというものです。
　まず、SAGAマッチングセミナーのほうですが、1月26日、マリトピアで行われます。もう既に学校を出られてお仕事を探しておられる方、または、現在仕事を持っているけれども、もっといい仕事はないかとお探しの方、そういう方を対象にしたものでございます。現時点で参加事業所は53社、求人数は187名となっておりまして、なお追加が予定されています。
　一方で、今年の春、3月に卒業見込みでありながら、いまだに就職が決まっていない高校生というのも、残念ながら一定数いらっしゃいます。こうした人たちに対する、いわばラストスパートともいえるこの就職面接会を、2月1日にグランデはがくれで開きます。参加事業所は、現時点で11社でございますけれども、これもまた増やせるように努力中でございます。
　マッチングセミナーのほうは、一般求職者の人を対象、新規の大卒者対象、いろいろございますけれども、こうした形のさまざまな業種の企業の参加が予定されています。
　また、今年の春卒業見込みの高校生については、11事業所でありますけれども、卸・小売、製造業、医療分野、介護分野、こうしたところの参加が予定されています。
　また、それぞれの内容の充実を図りました。SAGAマッチングセミナーにおいては、求職期間が相当長くなっていて、いろんな意味で悩んでおられる求職者も多いということで、臨床心理士の方が、こうした心の相談コーナーに参加していただけるようになっています。
　また、高校生については、ハローワークの職員が就職活動に悩む生徒の個別相談に応じる格好での個別の相談コーナーも設けることにいたしております。
　県内の有効求人倍率は、若干、0.01ポイントずつぐらい上向きになってきておりますものの、求人の数そのものは増えておりません。この数字が好転しているかのように見えているのは、求職者の数、仕事を求めておられる方の数が減っていっているということが背景にありまして、この求職者の数が減っていっているということが、仕事が見つかったから求職しておられないのか、それとも、もう仕事を探すということをやめておられるのか、そういった点がわからない状況でございまして、雇用情勢は依然として厳しいものがあると考えておりますし、県内の大学就職内定率が57.1%と、これは前年に比べますと、前年同月比で7ポイント近く下がっています。非常に大卒の人は厳しい状況になっております。
　一方で、高校生については、関係の学校や教育委員会などの努力もあり、また、企業のご理解などもありまして、大変厳しいと言われた前年同月が74.4%でありましたけれども、今は75.9%までいっております。この数字自体は高いものとは言えませんけれども、関係者の努力の結果、ここまでの数字に至っているということがあると思っておりますし、例えば、佐賀銀行が、本当に久方ぶりに高校を卒業した行員を教育委員会からの求めに応じていただく形でとっていただくことができたということなど、いろんな積極的な開拓の結果も出てきているのではないかと考えております。
　前回のマッチングセミナー、高卒の方の就職面接会、それぞれ行いましたが、結果から申し上げますと、一般の求職者のほうは、去年の6月に行いまして、来られた方が242人、そのうち14人の就職が決まりました。
　高卒者については、生徒が332名参加をし、65名の就職が内定をしてきております。
　まだまだ厳しいものが続きますが、逆に県内の事業所でいい人が欲しいというところもいろいろあります。県内で就職を希望されている方は、ぜひ2つの会にお越しいただければと思います。
　私からは以上でございます。