○NHK
　続けてちょっと別件なんですけれども、新幹線について、県としての活用計画ですね、これは進捗状況というか、取りまとめされてますでしょうか。
○知事
　済みません、活用状況の取りまとめは、ちょっと今、開業日に向けたイベントをどうやっていくとか、それと、鳥栖だけでなくて、県内全域でいろんなものを新しくやっていこうということについてはいろいろやっていっています。
　例えば、県内全域で、せっかく新幹線が九州にやってくるというか、九州を縦に全通するので、新しい食べ物をつくりませんかとか、新しい商品開発をしませんかということのコンテストをやっていくとか、そういったところを考えているところでございますけれども、県内全域にわたっての新幹線の活用計画というのは、ちょっと今、進捗状況を私自身が把握しておりませんので、済みませんけれども、また事務方に聞いていただければというふうに思っています。
　いずれにしても、今ちょっと申し上げたプレイベントとして、「新さがんもん」コンテストというのをやるようにしていまして、これは鳥栖地域とか県東部地域だけじゃなくて、全県で盛り上げていこうというための提案です。
　例えば、いい例として八戸があると思うんですが、数年前に新幹線が開業したとき、八戸まで開業した結果、実は弘前への観光客の入り込みが増えているんですね。弘前なんかのねぷたへの入り込みも増えてきているということで、どうやって新幹線から下りたお客さんを引っ張り込むかということについて、いろんな努力をすれば結果が出てくるということを、八戸開業のときに証明が一定なされていると思っているんです。
　こうしたことなんかをいろんな県内の観光関係の方や、実際の方にもお示しをして、せっかくの機会だから使っていこうよということをもっともっと普及をさせていかなければと思っているところでございます。