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質疑応答:民主党政権への思い
○サガテレビ
 あと、民主党政権になっていろいろと地方が振り回されるケースが多々あったと思うんですけれども、例えば今年、少なくともこれだけはちゃんとしてよというような菅内閣に対する今年の注文といいますかね、もしあれば教えてください。
○知事
 とてもいい質問ですね。お正月ですので、批判とか批評ではなく、願いみたいな感じの言い方で申し上げれば、菅政権が掲げている地域主権改革の実現というものを文字どおり実現する年であってほしいと思います。
 看板として掲げているものと実際に実行される内容とが一致する形のものをお願いしたいと思っています。例えば、一括交付金について、これからいよいよかなり細かな制度設計に入っていきます。一括交付金は地方が自由に使える、それによって無駄をなくす、むらをなくすということが目的のはずで、ぜひそういった趣旨にかなうものにしていただきたいと思います。
 また、年末にも申し上げましたが、国の出先機関の原則廃止という、これも民主党政権が掲げた目標に対しても、これに向かって進んでいっていただきたいと思います。国の出先機関の原則廃止は、出先機関改革では決してないはずであります。
 この国の出先機関改革という名前だけにとどまってしまうのではなく、ぜひ、当初掲げたものの実現に向かって進んでいっていただきたいということを強く求めたいと思います。
 また、順番が逆になっていますけれども、何より一番に求めたいのは、ぜひともこの通常国会で、国と地方の協議の場の法案を通していただきたいということでございます。ある意味これさえやっていただければ、私の個人的な感覚では、これさえやっていただければ菅内閣は非常に大きな仕事をされたという評価にもなるのではないだろうかと思っています。
 ほかの一括交付金や出先機関の関係のものは、一つ一つのいわばアプリケーションみたいなものでありますけれども、国と地方の協議の場の法案を成立させるということは、いわば新しいOSを入れるということにも相当するぐらいの価値があるのではないかと私は思っておりますので、ぜひこれだけは、もう三度目の正直ですので、これだけはぜひやっていただきたいと思います。

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