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配布資料:子どもの医療費助成事業の充実に向け、県としての案がまとまりました

 現在、3歳未満の子どもの医療費は、医療機関窓口で一部負担額をお支払いいただくだけで済んでいますが、3歳以上の子どもについては窓口で一旦全額支払い、その後市町に対し還付申請の手続きを行う必要があります。
 このため、3歳以上の子どもの保護者の方々から、医療機関窓口での支払方法について「仕事を休んでまで市町の窓口に行くことができない、払い戻しの手間をなくしてほしい。」「小さな子どもを抱えて市町の窓口に行くのも大変。」「検査や入院の場合は窓口支払いの負担が大きいので、3歳未満児と同じ支払方法の制度にしてほしい。」などの意見が数多く寄せられていました。
 このようなことから、佐賀県では、就学前の子どもの医療費の支払方法について、窓口で一部負担額をお支払いいただければ済むように改善するため、市町と協議を重ねてきました。
 このたび、その協議内容を踏まえ、下記のとおり県としての案をまとめ市町へ提案しましたので、お知らせするとともに、今後はこの案をもって関係団体等との協議を進めていきます。



  1. 開始目標時期 	平成24年4月1日の診療分から
  2. 対象者     乳児から就学前までの子ども
  3. 協議内容(県の見直しの方向)  

  4.   (1) 医療機関窓口での支払方法の改善
        
    <現行>
    • 3歳未満は窓口で一部負担額のみの支払い
    • 3歳以上就学前は窓口で一旦全額支払い、後で市町に対し還付申請を行う

    <見直し案>
    • 乳児から就学前まで窓口で一部負担額のみの支払い
      (2) 県の市町への補助対象の拡大
    <現  行>
    • 3歳未満の入院と通院、3歳以上就学前の入院 
              
    <見直し案>
    • 乳児から就学前までの入院と通院 
     (3) 保護者負担額(ひと月1医療機関あたり)の見直し    
    <現  行>
    • 3歳未満    上限300円
    • 3歳以上就学前 医療保険制度の自己負担額の1/2
         
    <見直し案>
    • 乳児から就学前までの子ども
    •  通院:上限500円 2回まで
       入院:上限1,000円
      ※ 将来にわたってこの制度を安定的に継続させるために医療機関の窓口で支払っていただく負担金の額を見直します。なお、調剤費は無料です。
  5. 実施主体  市町

  6. 今後の手続き
     
  7. 制度実施までには、市町や関係団体との制度改善案の合意を経て、県議会・市町議会での審議・承認が必要となります。

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