TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
アイコン 記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:諫早干拓 関係大臣への要請
○NBC
 まずは諫干のほうから伺いたいと思います。
 大臣の要請内容をおっしゃられたんですけれども、改めて制限開門の方針が示されたことに対する知事自身の受けとめをお願いします。
○知事
 まずは、制限開門という内容と手続の2点について、極めて問題だと考えています。1つは、私どもはこの開門調査というものを有明海再生のため大切なことだと思っていまして、その開門調査を行うことによって、今の環境変化の原因が何なのかを究明していただかなければならないと考えております。そうしたことを考えたときには、できるだけ海水を入れる量を多くして、この門ができる前とできた後でどう環境が違ってきたのかをきちんと究明できるような調査にすべきだと考えておりますが、今の農水省の案では海水導入量を極力少なくする案ということになっておりまして、これでは我々が期待する成果は得られないのではないかという点が1点です。
 もう1つが、もちろん長崎県、ほかの県との関係があるにせよ、こうした判断をするに際して、私どもに事前に話が全くなかったということは極めて残念だと考えております。もちろん、国が置かれている非常に厳しい立場というものについては私も一定理解していないところではございませんが、話もせずに、しかも長崎に大臣が行かれる直前には、この開門の話、方法の話はしないということで公にされていたと伺っておりますけれども、それが実際には長崎で最後の大臣のごあいさつでこういった方法に言及されるという異例な形になったということについても、私どもはこうしたやり方では佐賀県はもちろんのこと、長崎県の理解も得られるのは非常に難しいのではないかと思っております。改めて、この開門の内容と、その開門を決めていく方法のプロセス、この2点についてしっかり大臣、あるいは副大臣に申し上げていかなければいけないと思っております。
 私どもの願いは、一日も早い有明海の再生、もとの海に戻ることでございます。

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る トップページに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。