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質疑応答:宮城県 性犯罪前歴者にGPS
○時事通信
 宮城県が性犯罪歴のある人や、いわゆるDVの加害者をGPSで位置情報を把握しようという姿勢ですけれども、県警に聞いたところ、県内ではそういう検討はしていないという話だったんですが、こういう話、議論自体、またはこういったことを都道府県レベルで考えるのがベターなのか、国レベルで方針をつくるのがいいと思うのか、そのあたりのお考えをお聞かせください。
○知事
 まず、宮城県の村井知事がそういう方針を出されたということを知って、私は非常に本当は、ああ、いいなって直感では思いました。性犯罪がほかの犯罪とどう違うのかみたいな議論はあるんだと思うんですけれども、やはり非常に累犯の率が高いということや、財産犯も大きな被害はもたらしますけれども、こうした性犯罪の場合、被害者の成長と、そういう心理的なことと信頼的なことに非常に大きな傷を残すということがありますので、特に被害を受けられた方や、そういう人がいらっしゃるということを心配される方から見れば、そういったことをされると、ちょっと安心という部分はあるのだろうなという気はいたしますので、村井知事の今回のことについては、私は、またこの知事という立場で評価できるかどうかというところまで考えておりませんけれども、ニュースを見た感想としては、ああ、よく判断されたなというふうに思いました。このこと自体は、ほかの国ではいろんな例がありますので、決して突拍子もないとか、全く常識外れだということではないんだろうと思います。それを受け入れるだけの危険性と、あと社会から見たときの慣用性というか、そういったものが求められているということだろうと思っています。
 佐賀県としては、これを今、まだ正式に入れるかどうかについて真剣に議論する段階には至っておりませんが、私としてはもう少し勉強をしてみたいと思っています。
 また、こうしたものについて、国で入れるのがいいのか、県警レベルで入れるのがいいのかということについて申し上げれば、まずは県警単位で導入をしてみて、その抑止力なり効果なり、また、逆に言えば問題点なりというものを検証した上で、広げるなら広げるということにするのも一つの手かなと思っております。その意味でも宮城県警の今後に注目をしておきたいと思います。

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