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質疑応答:九州新幹線の整備促進要望 その1
○日経新聞
 先日、長崎県知事と新幹線の要望に行かれたと思うんですけれども、佐賀県側から言えば、武雄温泉−肥前山口間の複線化ということなんでしょうけれども、大体何年度をめどに新幹線方式というので国のほうにやってもらいたいということがあるんですかね。もし、今年あたり、今年度中につかない場合は、一応今の区間の完成時期というのは2018年ごろ、若干複線化してないのに区間はできるみたいな感じにもなりかねないんですけれども、その辺どのように考えてらっしゃるのかということと、それから、中村知事と一緒に要望に行かれたのかということと、もし一緒に行かれたのであれば、諫早のことについて何かおっしゃられたのかどうかについて、その辺のことをお伺いしたいと思います。
○知事
 わかりました。まず1点目の、いつ、この複線化について事業が立ち上がればいいのかということについては、今すぐにでも立ち上げていただきたいということが本音です。そういったこともあって、今までやったことのない3者での共同要望ということを行いました。アセスが必ずかんできますので、アセスに3年がかかる、そして工事があと数年かかるということになると、まさに今年ぐらいが当初の予定している2018年度をめどとしてというところのぎりぎりのタイミングになるんではないかなと思っております。この未着工区間の事業をどうしていくかということについては、現在、国交省の政務三役の中を中心にして馬淵モデルというふうに言われているようでありますけれども、新幹線の未着工区間を着工するに当たってどういう条件を満たしているのか、また、B/Cがどうなのか、そうしたものについて、改めてチェックをするということが言われているようであります。私どもとしては、省内における作業をできるだけ早く済ませていただきたいということをお目にかかった政務三役である小泉政務官には強くお願いをいたしました。政務官からは、その時期についてはまだ決まっていないということで明言はありませんでしたが、私どもはいろいろ要望した先には、この区間というか、西九州ルートについては、ほかの線区にあるような、まず貨物の問題がないということと、貨物を輸送している区間がありませんので、貨物の問題がないということと、あと並行在来線について、もう問題が既に終わっておりますので、そういった問題についても解決済みの区間であって、その意味では、あとは財源だけが課題になっている区間なんだということを申し上げたところでございました。
 それと、一緒に行ったのかというご質問でございますが、一緒に参りました。あちこち回りましたけれども、JRの唐池社長と中村知事と私古川と3者で要望をしてまいりました。そして、その待ち時間などを使って諫早湾干拓の話もいたしました。それで、このことについて、現在の長崎県としての考え方なり、今後どうされていくんですかとか、そういった話などについて意見交換をいたしました。私が申し上げましたのは、この諫早湾干拓について、待っている人も多いのでということを申し上げました。一方で中村知事は、いやいやいや、これは大変な問題で、そう簡単にいくもんではないんだというお話と、仮に、政府のほうとしてもいろいろ対策もお考えのようではないですかということも申し上げたんけれども、非常に多額の費用がかかる事業になるのではないかというふうなことに懸念を示されまして、そういった会話をしておりました。また、農林事業というのは、基本的に地元からの申請主義で行われていますので、一般的に農林事業というのは地元負担を伴うものになっていくわけでありますけれども、今回仮に諫干関連で農林事業が行われるとしたら、それは100%国庫で行われるということですよねと、その地元負担なしで100%国が負担をして事業を行うという格好になるんでしょうかねとか、そういったやりとりをしたところでございます。

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