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質疑応答:有明海沿岸道路
○日経新聞
 今日の発表に関連してということになるんですかね。わかんないですけど、有明海沿岸道路というのは、鹿島から先ですね、長崎側、諫早あたりまでの計画はどうなっているかというのと、それとこの多良岳オレンジ海道との関係はどうなるのかというのと、もし計画区間に指定されていないのであれば、要するに鹿島というのは新幹線で言うと、ちょっと離れた感じになるし、諫早との関係で言えば、ちょっともめているというのもあって、その辺のこともあるので、例えば、計画区間として何か申請するお考えがあるのかどうかとか、その辺。
○知事
 以前、金子知事との会談の中で、この鹿島から諫早までは、やがては、やっぱりこの有明海沿岸道路を延ばしていきたいねと、そこはやっていきましょうという大きな方向性としてはお互いに合意をしております。ですから、将来的には鹿島から諫早まで有明海沿岸道路をつないでいきたいということは佐賀県の考え方としてはできていると言っても間違いないと思っています。
 ただ、具体的にまだ現時点では計画路線や候補路線になっておりません。まだ絵がかかれていない状況でございます。それは具体的なところから言うと、さっきも申し上げましたように、既に有明海沿岸道路は、県施工の分でも着工している区間が幾つもあります。ここをまず仕上げていかないことには、延ばすといったところで実際には事業ができないということになってまいります。
 それともう1つ、今回多良岳オレンジ海道が開通をいたします。開通をいたせば、今、国道の207号線を通っている交通が二、三割程度はこっちのほうにシフトするかもしれません。そういう状況の中にあっても、なお有明海沿岸道路を早急に諫早まで延ばしていかなければいけないのかどうかということについては、この多良岳オレンジ海道の活用の状況も見ながら考えていこうということになっております。多良岳オレンジ海道は乗用車が走っていく分には非常に景色もよく、また、信号が余りありませんので、走行性が高いというとおかしいんですけれども、非常に走りやすい道路になるだろうと思います。一方で、農道ですので、農地にべたっとくっついた格好で道路がつくられておりますので、大型のトラックなどはちょっと通れないことになると思います。その207号の混雑解消の1つのポイントが、大型トラックが夜も通るみたいな話もあるわけでありまして、この多良岳オレンジ海道ができたから、即もう有明海沿岸道路は要らないんだということにはならないと思いますけれども、いずれにしても、この多良岳オレンジ海道ができた後の交通の変化の様子を見ていきながら、どれくらいのスピード感を持ってやっていかなければならないのかについて考えようということに現在なっております。

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