○読売新聞
　残りまだ1億7,000万円があると思うんですが、これについて判断を留保されている形になっていると思うんですけれども、それはどういった理由からでしょうか。
○知事
　残り1億7,000万円の留保ですか──済みません、ちょっとそこ……
○読売新聞
　6億5,000万円のうち4億8,000万円について、今回提訴しないことになったという発表で、じゃあ残りはどうされますかと担当課に伺ったところ、まだ時効は先なので、それまで検討を続けていくというご回答だったんですよね。目先の4.8億円をもう、今回断念したんならば、残りももうあわせて断念するという判断もあったのかなと考えまして。
○知事
　もちろん可能性としてはありました。今回も時効のぎりぎりまで待ったというのは、この間に可能性がどれだけあるかということは別にしても、求償できる可能性が残っているということであれば、それをこちらのほうからあえて切るということはないのではないか、そう考えているということでございます。