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発表項目:職員採用を拡大します

 次に、職員採用の拡大について発表します。
 来年度、すなわち来年の4月に県庁に入ってくる人たちをどういう採用をするかということについて、来年度は今年度よりも採用の人数を拡大いたします。
 1つの理由としては、大変雇用情勢が厳しいということもあって、そういう中で、この県庁というところも雇用対策として1つの責任を果たしていきたいということでございます。
 これまでは毎年ずっと採用数を減らし、県庁そのもののスリム化を目指しておりましたけれども、もうこの県庁のスリム化をかなり長い年限やってきたことによって、目標とするところの人数削減は達成をしたと考えておりまして、これからはさらに数を減らしていくということを第一義的に行うということはしていかないようにしようと思っています。
 その1つの取り組みとして、来年度は総数で約100人から110人の新規採用を行ってまいります。本年度の採用が50人でございましたので、これから比べればかなり多い人数ということになってまいります。知事部局の採用数が100人を超えるのは平成6年度採用以来18年ぶりとなります。そのうち、大卒程度が約80から90、本年度が47人でございましたので、その1.数倍ということになります。高卒程度については約10人から20人ということで、本年度採用が3人でございましたたので、約3倍から7倍ということになってまいります。
 そして、もう行政特別枠は既に募集を始めておりますので除きまして、U・Iターン枠、そして、大卒程度の一般枠、こうしたものについての人数を拡大することになってまいりますが、特にU・Iターン枠について大幅に拡大をしてまいります。
 先ほどの私のあいさつにも申し上げておりましたように、これから佐賀県としてやっていかなければならないことは、これまでの要はティピカルな行政課題に対応していくということだけでなく、新しく佐賀県として必要なさまざまな取り組みを行っていくことが求められる。そのためには、行政だけの経験ではなく、民間の経験、企業の経験、あるいは公務員であってもほかの自治体や国でいろんな経験を積んだ人を採用していくということも幅を広げて行きたいと思います。多様なバックグラウンドを持った人が我々の仲間になっていくことによってさまざまなニーズに対応できる組織にしていきたい、そういう思いでUターン、Iターン枠を大幅に拡大してまいります。
 そして、基本的には、私はこれから大卒で直接採用する人間の半分程度の数ぐらいはU・Iターン枠で採用したい。すなわち全体の枠の3分の1ぐらいはU・Iターン枠で採っていきたいと思っております。こうすることによって、県庁として必要な人材をいろんな場面で採用することができるようになると考えていますし、学校を出て就職するときには余り地元に帰ることを考えなかった人が、例えば、結婚をしてとか子供を育てていく中で、やはり自分は帰ってきたいとか、佐賀県のようなところで働いてみたいという人もいろいろいらっしゃると思います。そういった人たちが受け入れられるような、そういったことも考えていきたいと思っています。
 また、国際的な視野、感覚を持つ人材の確保のために、これまでもU・Iターン枠や行政特別枠においてもそういう視点からの選考は行っておりましたが、この一般的な採用試験においても語学力を重視することにいたしました。そして、ある一定の点数を、例えば、TOEICならTOEICで何点以上とっていれば何点プラスのような形で加点を行っていくことにいたしますことにあわせまして、青年海外協力隊を経験した人の枠を別に1名程度採用をすることにしております。この青年海外協力隊の経験をされた方については、ですから別途選考をして選んでいくということになってまいります。こうした人たちを仲間に加えていくことで、世界に対応できる組織や地域にしていきたいと考えています。
 私からは以上でございます。
 

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