○NHK
ちょっと全体的な話ですけれども、今までのお話で、まず3期目、この防災計画というのが一番の課題になってくるかと思いますが、これも踏まえて、3期目の県政運営をどのように進めるかというのをお願いします。
○知事
1つは、この安全と安心、防災の話、そして、がん対策を含む健康づくり、こうしたものをこの中心にしていかなければいけないという思いでございます。県政全体を通じて私が目指している姿というのは、明日に希望が持てる、今日より明日がきっとよくなると思ってもらえるような地域にしていきたいというものでございます。昔はよかったとか、あのころは非常に利益が出ていたみたいな昔話で盛り上がるのではなくて、来年はこういうことをしていこうと、そしたら何とかやれるんじゃないかとか、こういうふうになるんだったら、じゃ、もう1人子供をつくってみようかとか、こういうふうな地域だったら佐賀県で仕事をしてみようかとか、未来に向けて希望や期待が持てるような会話が少しでも増えていくようにしていきたいと思っています。そのためには人口を増やしていくということも必要でしょうし、子供たちを必要な人材として育てていくことも求められると思います。すべては佐賀県のあしたとか未来のために必要な事柄をやっていきたい。それでみんなが希望が持てるような佐賀県にしていきたいと、そう考えています。