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発表項目:東日本大震災で減少した韓国人旅行者の回復を図るため韓国において観光キャンペーンを行います

 それでは、今日の発表事項です。
 東日本大震災で韓国人の旅行者の方がかなり減りました。その回復を図るために、今週、韓国におきまして、観光キャンペーンと私のトップセールスを行います。
 キャンセル数ですが、国内から約2万人、そして海外からは5,000人というキャンセルが出ていまして、この5,000人という数は、大体1年間の海外からのお客様の数の4分の1ぐらいに当たっております。非常に大きなキャンセルが発生していると言えると思います。特に佐賀県の場合には、外国人観光客の中で一番高いのが韓国からのお客様ということでございますので、この韓国からのお客様をどうやって回復させるかということが、佐賀県に来られる外国人観光客の方を取り戻す、増やすということにつながっていくと考えています。
 県内の旅館、ホテルでは、国内外を問わずということではありますけれども、宿泊キャンセルが相次いでおりまして、特に、海外からのお客様をぜひ何とか取り戻してほしい、これは自分たちも努力はするけれども、自分たちだけでは足りないので、ぜひ行政も一緒になってこの佐賀県の魅力と、あとは安心を発信してほしい、そういう声が届いております。
 それを受けまして、大きく2つの事柄を今週行ってまいります。
 まず1点が、九州地方知事会・九州観光推進機構としての安心アピールをソウルで行います。そして、その2日後になりますけれども、ハナツアーという観光の非常に大手の旅行代理店がございますけれども、ここが企画をする旅行博覧会という名前のもとに、ここにたくさんのブースが出まして、それぞれのデスティネーションとしての魅力をアピールしたり、また、いろんな旅行商品がここで紹介されたりということで、みんなで旅行に行きましょうという形の博覧会が行われるんですけれども、ここに私が出向きまして、佐賀県としてのブースを作って、ここで観光のPRを行ってまいります。
 以下、それぞれについてお話し申し上げます。
 まず、1点目の九州地方知事会・九州観光推進機構としての安心のアピールでございますが、水曜日、明日でございます。九州が一体となって安心情報を発信するということで、九州観光推進機構、これはJRの石原会長が会長を務めておられます。このほか、私、大分県知事、長崎県知事ほかが参加をいたしまして、韓国の観光公社表敬、記者会見、そしてソウルの中心部でPR行進、観光PRチラシ配布、こうしたことを行ってまいりまして、九州全体としての安心情報の発信をしてまいります。
 具体的には、こういう横断幕を持ちまして、「東日本大震災に対する韓国国民の皆様のご支援に感謝申し上げます」というものをつけて、チラシを配布しながら、この中心部を行進すると、配布するということにしております。
 次が、その翌々日の金曜日、これは、佐賀県が単独で行うものでございます。これは前回参加したときの様子が、ここに「サガヒョン」と書いてありますけれども、こういうブースを作りまして、この佐賀県の魅力を来場者の方にアピールをするということでございます。
 このハナツアー旅行博覧会は、韓国最大の旅行会社でありますハナツアーが主催をする博覧会で、昨年の入場実績が3万人でございます。ここで、さまざまな旅行に関する取り組みをしながら、みんなに旅行をアピールするというものでございます。ここのオープニングの式典に参加をすることと合わせまして、旅行者、新聞社、観光機関、そういったところに私自身がトップセールスを行ってまいります。
 その中のトップバッターが、このオープニングイベントへの参加、テープカットでございます。そして、この来場客に対して観光PRを行ってまいります。また、ヨヘンパクサ、旅行博士という大変大きな、これはネットでもやっている会社でございますけれども、ここの会社の本社を訪れます。12月から3月までの韓国からのチャーター便で1,000人程度の送客をしていただいております。また、ロッテJTB、これは佐賀を訪れるツアーを積極的に販売していただきます。このほかJNTO(日本政府観光局)、韓国経済新聞社、こうしたところを回って、佐賀県の安全・安心、そして、ぜひ佐賀県にお越しくださいという情報をアピールしてまいります。私のほか、佐賀県観光連盟の愛野会長、そして嬉野温泉観光協会の山口会長ほか、観光の関係者もご同行いただくことになっております。
 韓国で佐賀県の安全と安心をPRして、観光客を1人でも多く呼び寄せるようにしていきたいと考えております。
 私からは以上でございます。
 

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