○佐賀新聞
　済みません、原発の関連が続いたので、1点、リリースがありました件でよろしいでしょうか。 　今回の韓国人向けのアピールなんですけれども、九州地方知事会とありますけれども、先ほど大分とか長崎とかおっしゃいましたけれども、一緒に行かれる知事は全部で何名かいうのをまずお聞きします。
○知事
　一緒に行く知事が全部で3名、長崎と大分。大分は会長さんですけどね、この3人で行きます。あとの県は副知事です。
○佐賀新聞
　7県のうちの3県知事、4県副知事ということですか。
○知事
　7県のうち、3県が知事、4県が副知事ということでございます。
○佐賀新聞
　複数の知事が一緒になって、海外でアピールするというのは初めてなんですか。
○知事
　初めてです。この間、臨時の九州知事会を東京で開催したんですけれども、そのときに観光客が非常に、特に韓国の方が減っているという話が話題に出まして、そのときに私が、もうみんなで一緒にやるぐらいのことをしたほうがいいんじゃないかというご提案をしまして、それが今回こういう形になったということでございます。
○佐賀新聞
　今回のトップセールスは、基本的に観光のPRであって、グルメの部分とか、その辺はどうするんですか。
○知事
　その観光の中で、それぞれの地域の持っている食べ物についてもアピールをすることになっていますが、まずは基本は、例えば先般もお茶会があったんですけれども、韓国から来ていただく、ある社長に来ていただく予定になっておりましたけれども、ちょっと直前になってやっぱり来れないということでお話があったというふうに伺っていまして、そういう日本に旅行することに対する不安感というものを払拭したいと思っていまして、韓国から最も近い外国である九州、この距離の近さ、気持ちの近さ、そして、そのことが安全ということにもつながっているんだよ、そこのメッセージを伝えていくのを、まず基本に置きたいと考えています。おいしい食べ物がいろいろあるみたいな話も、会見もあれば、いろんな人にアピールする場がありますので、そうした中では伝えていきたいと思います。
○佐賀新聞
　最後に、韓国以外の国で、例えば香港はグルメを売り込んでおられる地域でありますけれども、そういうところでのトップセールスというのは今後どのように考えておられますか。
○知事
　香港や中国本土についても、また考えていきたいと思います。減ったから何とか取り戻すというだけでなく、やっぱり今のこういうタイミングだからこそ、積極的に、より香港や、例えば上海などに対しても、しっかりと売り込んでいくということをぜひやりたいと思っています。

観光キャンペーン　その2>>