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発表項目:気仙沼の子どもたちにピアノを贈ります〜義援金付きプレミアム商品券の義援金を活用します〜

 それでは、こちらからの発表事項、今回2つです。まず1つが、被災者支援佐賀きずなプロジェクトの一環として、先日、義援金付きのプレミアム商品券の発行を、予算認めていただきましたけれども、その義援金付きプレミアム商品券の使い道を、佐賀県が主として支援している気仙沼の子どもたちにピアノを贈ろう、そういう義援金の使い道をピアノということに決めました。
 もう一度、復習になりますが、義援金付きプレミアム商品券は、大体1万100円お客様に出していただいて商品券を買っていただきます。その1万100円出して1万1,000円分の商品券を手にすることができます。そのうち、100円は義援金に回ります。そしてその商品券を発行している商工会議所とか商工会がさらに100円を出す、さらに100円プラス100円で200円を義援金として、それを合計して気仙沼に贈ろうということになるわけであります。その図がこちらで、お客様から100円、そして事業者というのは、これは商工会議所や商工会のことですけれども、そこから100円をいただいて、そして義援金として200円という形でこれを被災者に持っていくというものでございます。
 それに対して、佐賀県や市、町が補助金を出してこのプレミアム分や商品券の印刷、広報などの支援を行っていくということにしています。
 この義援金で何を贈ろうか、もちろん、現金のまま贈るということも一つの手でしたけれども、これだけ多くの県や市、町の人たちの思いが一つになるということでございますので、何かシンボリックな形をあらわしたかったということがございます。そういう中で、いろいろ議論しているときに、ピアノがいいんではないかという話が出てきました。今回の被災によって、気仙沼市内の保育所や幼稚園、学校、福祉施設、さまざまなところのピアノがダメージを受けて使えない状態になっています。この気仙沼市のこうした施設にピアノを贈ることによって、また元気になった気仙沼市にそのピアノの音色が響きわたる、それが復興の元気の印になるんではないか、そういったことを祈って、今回、ピアノにしたものでございます。
 今、残念なことに、ピアノが使えなくなって、卒業式や入学式はキーボードやCDで対応したりされています。また、音楽の授業そのものでもピアノが使えないということになっていまして、非常に困っておられる学校などが多いということでございます。こうした思いにしっかりとこたえていきたいと思っております。
 これから6月議会で県内の市、町にそれぞれ予算が組まれ、議会に審議されることになりまして、それによって佐賀県全体としての対応が決まってきます。そして商品券を使ったお買い物行動をしていただく結果、大体秋口ぐらいになろうかと思いますけれども、そのお金を使ってピアノを買って、気仙沼にお届けすることができると思っています。
 ピアノをお贈りする際には、この私どもの支援する気持ちを気仙沼の子どもたちや大人たちにしっかり伝えるとともに、その様子をご支援いただいている県民の皆様にもお知らせすることといたしております。  これが1点目です。
 

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