○ＳＴＳ
　もう１点です。玄海１号機の老朽化問題、これを調べるための専門家会議をつくると発表されましたけれども、担当課は７月中に初会合を開きたいということで人選を急いでいたわけなんですけれども、結果的にどうもその委員の先生方がですね、就任するのにちょっと難色を示しているような、そういう情報もあります。これ今進捗状況どうなっているか。
○知事
　その点については、こちらの方からお願いをして、一たん白紙に戻させていただくことにいたしました。こういう、これだけのものが起きている最中に、新しく専門家会議を立ち上げるということになれば、委員の先生方もなかなかお仕事がしにくいというところもあると思っております。私の方からも、今回の取りまとめをお願いした先生には、おわびを申し上げ、そしてまた、改めて仕切り直しをさせていただきたいということでお願いをし、了承が得られました。
○ＳＴＳ
　それはどの時点まで人選が進んでいたのかですね。それと、いったんＯＫされた先生が、どうも佐賀県のごたごたしたこの問題、あるいは知事がメール問題の発端ではないかという、そういう記事が報道されている。これが原因で就任を拒むということにつながっていないんでしょうか。
○知事
　そういう話が向こうから来て、もう例えば就任はご遠慮させていただきたいという話があったからやめることにしたということではありませんで、今回のことが公表された後に、こちらの方から、もうこういう状況でありますのでということで事情を申し上げ、ご了解を得たというものでございます。あるいは、このまま突っ走って、何が何でもやるという方向で行ったならば、そういう委員の就任をお願いしている先生からは、理解が得られないということもあるいはあったかもしれませんが、それに至る前に私どもとして、今回はいったん白紙に戻すということを決定させていただきました。
○ＳＴＳ
　県の方でお断りしたと、白紙に戻すということなんですが、それ以前に、就任する予定の先生方、いわゆる就任をＯＫされた先生から、こういう知事のメール問題とか出て、それがきっかけでやめたいと、就任を断りたいというケースの先生いらっしゃるんじゃないですか。
○知事
　すみません、私はそこは私自身としては承知をしておりません。担当の方から相談があったのは、こういうことがあったときでもあり、今回の専門家会議の発足については、いったん白紙にすることとしたいということで相談がありましたので、それはそうだということで、それで私からもご苦労いただいた先生にその旨申し上げたというところでございます。