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質疑応答:九州電力のメール問題 その2
○朝日新聞
 九電の3幹部と密室でお会いになって、大事な時期に。それで、県民から疑念を招いたご自身が原発の再稼働について判断できる立場にあるとお考えなんでしょうか。
○知事
 現時点では、再起動を判断する、まずタイミングにないと考えております。具体的に再起動について、いつ、どういう形でやっていくのかということについては、前回もお話し申し上げたように、現時点ではそのめどがたっていないと考えております。ですから、この時点でどういうやり方で、その再起動についての議論をしていくのかということについては、私自身は今考えているわけではございません。
○朝日新聞
 きのう、真部社長が玄海町議会にいらっしゃって、プルサーマルについての説明会、公開討論会、シンポジウム3回あったと思うんですけど、動員していただけではなくて、質問まで仕込んでいたという事実が明らかになったんですけど、この3回の討論会、あるいはシンポジウムは、知事がプルサーマル計画にゴーサインを出す重要な資料になったんではないかというふうに伺っておりますが、この3回の催しの正当性に疑問符がつく事態になった今でも、これについて見直すとか、これは正しかったとお考えなんでしょうか。
○知事
 プルサーマル運転そのものは、今も全国の各地で安全に続けられているところでございます。そのことを考えれば、確かにこの公開討論会のあり方については、こうした事実があったということは明らかになっておりますが、そのことをもって直ちにプルサーマル運転をやめるべきだという考え方には私はたっておりません。  引き続き、安全な運転管理に努めていただきたいと考えております。
○毎日新聞
 ちょっと確認になるかもしれませんが、今混乱になっていることの一つに、要するに九電の残したメモと、古川さんの言ったこととのギャップがあると思うんですけれども、今の時点で古川さんはどこがどう違っているというふうに考えていらっしゃいますか。
○知事
 それも九州電力がどう受けとめをしたかということになると思います。繰り返しになりますが、私はやらせメールの依頼をしたわけではございません。それを九州電力側がどう受けとめられたのかということについては、第三者委員会の解明を待ちたいということに尽きるかと思います。ちょっと同じ答えで恐縮でございますけれども、そういったことでございます。
○毎日新聞
 メモ自体はごらんにはなっていらっしゃらないのですか。
○知事
 それは見ておりません。
○毎日新聞
 それともう1つ、古川さんの発言を確認するために、同席していた秘書の方とのすり合わせをしたというお話がありましたが、秘書の方はメモとかは残していらっしゃらなかったんですか。
○知事
 残しておりません。
○NHK
 再稼働に向けて動いている中で、知事として積極的な発言が多いほうが、再稼働に向けて動きやすいなとかといった気持ちは、その当時は持っていらっしゃったんでしょうか。
○知事
 その再稼働に向けてというよりは、本当にこういう新しいやり方で国がやっていただくことになったということで、さまざまな意見を出していただきたいという気持ちが一番率直に言って大きかったです。もうやはりどんな議論をしていくときにも、さまざまな意見を遠慮なく出していただくということが私は必要だと思っておりますので、そういう考え方が頭にあったということだと思っています。

○佐賀新聞
 九電の第三者委の郷原委員長との連絡というのは、九電を通して行われているのかということと、郷原委員長からは追加の調査依頼というのは来ていないかというのを確認させてください。
○知事
 郷原委員長とのやりとりは、当初は九電を通してでございました。最近、必要があるときの連絡はということで、それは直接やれるようにはなっておりますが、基本的にはこれまで九電を通してやってきております。それが基本でございます。
 それと、郷原委員長から追加で調査をしたいというお話はあっておりません。

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