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発表項目:九州・山口8県でパーキングパーミットの相互利用が始まります

 それでは、定例会見を始めます。
 まず最初に、佐賀県が始めましたパーキングパーミット、これが次第次第に利用が広がっていっているんですけれども、今回、九州・山口8県でそれぞれの県が発給をした、出したパーキングパーミットの相互利用が始まるというものでございます。
 パーキングパーミットは随分広がってまいりました。平成18年7月に佐賀県が全国に先駆けてといいますか、佐賀県が独自に考案をしてスタートさせたわけでありますけれども、それが年を追うごとによって、まず、このパーキングパーミットに対する協力施設が増えてまいりました。今では1,600件を超えております。
 そして、こうしたものの結果、8割に近い方が「止めやすくなった」と評価をいただいております。また、こうした動きに呼応して、国のほうでも「パーキングパーミット制度導入などによる先導的なまちづくり」が、先日、国土交通省のバリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞したところでございますし、国交省の中でもこうしたものについて国としてもどう考えていくのかという検討が行われております。
 もともとこのパーキングパーミットは佐賀県が独自で始めましたけれども、平成18年5月に九州知事会で、九州各県で取り組みましょうということでスタートし、そして、その結果、九州各県で動きが始まり、さらに、この利用証の相互利用に向けた取り組みが始まっておりまして、平成21年の9月には佐賀、長崎、熊本、11月にはそれに鹿児島が加わり、22年の8月には、さらにそれに山口県が加わりました。ことし、九州・山口の中でまだ未導入であった福岡県や大分県というものが今回新しく加入をすることになります。宮崎県も入ってまいりますので、九州本土8県の中で利用証の相互利用が可能になってまいります。
 例えば、佐賀県のパーキングパーミットを持っている人が福岡に行って、福岡の同じような形の駐車場があったときに、それを使うことができるということになりますし、また、福岡や久留米の方が佐賀に来られたときにも使うことができるようになると、そういうことでございます。
 これがそれぞれの県のものでございまして、名前は違いますけれども、ぱっと見た感じは大体同じようなものだというのは見てとっていただけると思います。それぞれ名前は各県ごとによって違うんですけれども、同じような形で行っているというものでございます。
 もともと、福岡県民なので利用証がないととめられないのかというふうな質問も出ておりました。これからは、他の県の利用証でも県内のパーキングパーミットの協力施設に車をとめることができることになります。
 そういう相互利用の例で、逆に佐賀県内にお住まいの方がよその熊本県の病院に通院しているということで使いたいというふうなお話しなどもございましたので、こうした悩みにもお答えすることができるようになると思います。
 現時点での広がりでございますけれども、平成24年2月に導入するところもございまして、その時点ということで申し上げますと、25府県で導入されます。この地図で見ていただきますと、九州──沖縄は今検討中でございますけれども、九州本土すべて、そして今回、九州・山口で相互利用が可能になります。また、中国地方と、そして四国地方は全部こうした制度が入ってきておりまして、かなり広がってきているということがこの地図からも見てとれるようになっていると思っております。
 ということで、佐賀県がスタートさせましたこのパーキングパーミット制度、より大きな広がりを期待しているところでございます。
 

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