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質疑応答:地域防災計画パブリック・コメント
○西日本新聞
 ちょっと前のお話になるんですけど、地域防災計画の原案、パブリック・コメントが締め切られましたが、数件にご意見がとどまって、かなり少なかったと思うんですけれども、恐らく県民の方の防災への関心は高いはずなのに、意見がわずかにとどまったというところでの知事の受けとめと、そもそも今回の原案のパブコメにとどまらず、かなり低いですよね。大方のは県の総合、ことしは総合計画ぐらいですけど、パブコメのあり方、やり方について何か改善しようとかいう考え方とか今持ってありますでしょうか。
○知事
 パブリック・コメントというのは、基本的に専門家や議会などの意見も参考にしていきながら、我々県がある計画の素案をつくる、原案を固めていく、ある程度一定のものが固まったときに、こうした考え方でどうかということについて県民の方々にお示しをするということに意味があることだと思っております。パブリック・コメントの、例えば、賛成が多かったとか、反対が多かったとか、その内容によって、それを直ちに変更しなくちゃいけないということではないと思っておりますし、そのパブリック・コメントでいただいたご意見というのは、もちろん計画策定に反映させる必要が出てくるものもあろうかと思いますけれども、ただ単に計画をつくるだけでなく、計画を実行する際の参考のご意見として受けとめるということが求められていると思っているんですね。
 その意味でいくと、確かに5件というのは、期間を延長して5件ということでございましたので、少ないといえば少ないと思っています。提案そのものとしては10提案だったと聞いています。
 私どもとしては、パブリック・コメントという形でいただいたのは5件10提案でありましたけれども、地域防災計画は、実際に実行する段階ではすべての県民の方々に関係をしていくことになっていくわけでございます。パブリック・コメントの期間を過ぎたから意見を全く受け付けないということではなく、この計画の策定や、そして、実行の過程を通じて、県民の方々の声を吸い上げていく、聞き取っていくということは、引き続き重要だと思っています。
 そして、そもそもこれに限らず、パブリック・コメントの件数が少ないのではないかという点については、私どもももうちょっとご意見をいただくとうれしいなという気持ちは率直に言ってございます。せっかくこういった機会をつくっておりますので、もっともっとご意見をいただければと思っているところでございますが、ただ、日ごろ余り関心のない人に無理に時間をとっていただいて、何かご意見を出してくださいというのも、ちょっとはばかられるところでございまして、このパブリック・コメントというのは、そもそも計画をつくっていくプロセスの一部として、そこに対してどなたでも意見を言うことができる開かれたものを確保しているというところに意味があるということではないかと思っております。
 いずれにしても、このパブリック・コメントについて、何か工夫すべき点があればしていきたいとも思っておりますし、パブリック・コメントに限らず、そうした計画に対する声については反映できるように心がけていきたいと思っております。

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