○ＮＨＫ
　あとすみません、年明けて、これから来年度予算の編成に入っていくと思うんですけれども、来年度に向けて、どんなテーマでといいましょうか、何に重点を、重きを置いた予算編成にしていきたいというふうにお考えでしょうか。
○知事
　まず、来年度の予算編成と前提となる地方財政対策と呼ばれる、要するに来年度どれだけ佐賀県としてお金が使えるのかという大枠が、去年の年末は大変厳しい状況にありましたけれども、川端総務大臣を初めとする関係者の方々の努力のおかげで何とか予算が組めそうな形の一般財源総額の確保ができました。そういう前提でこれから具体的に予算編成をしてまいりますが、この新しい時代に佐賀県として期待されることが実現できるような、そういった芽出しが一つでも多くなるような、そういう予算にしたいと思っております。
　具体的に、ちょっとここで申し上げるまでの段階にまだ至っておりません。予算そのものについてはまだ私のところの手元にまで来ておりませんのでわかりませんが、昨年、議会の議決を得てまとめました総合計画2011に書いてあることの実現が一つでも多くなるようにということを意識として考えているところでございます。
　それと、それらのために必要な財源確保が一定程度できましたので、それをいかしていきたいと思っております。
　特に力を入れていきたいなと思っておりますのは、さっきサガン鳥栖の話も出ましたけれども、福祉だとか経済だとかは毎年どの時代にもいつもやらなくてはいけないテーマでありますけれども、来年度の予算に向けたテーマということで申し上げれば、これまであまりやってこなかったそういう文化ですとかスポーツですとか、そういったものについて、どれだけ形にできるかわかりませんけれども、そうしたことについて意欲的に取り組んでみたいと思っております。