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質疑応答:暴力団排除条例
○朝日新聞
 先ほど仕事始め式の中で、冒頭のごあいさつの中で一番最初に暴力団の話に触れられたんですけれども、条例が始まったということが1つ大きいと思うんですが、その冒頭に触れられた知事の思いというか、改めて伺いたいのと、福岡県なんかでは、その地域住民の方とそういう追放の集会ですとかいろいろやられたりということがあると思うんですが、具体的に何かこういうことを考えていらっしゃるということがあればちょっと伺えればと思うんですけど。
○知事
 この暴力団の条例施行については、年末、12月ぐらいからいろんな機会に私のところにもお目にかかった方からの問い合わせというのが割とあった事柄だったんですね。それは、例えば、相手の方が暴力団、あるいは関係者だということを知らなくても、物を買ったりとか、どっか場所を貸したりとか、そういったことというのは経済活動においてすべて全員相手方がどういうものであったかというものの確認が難しいというふうなところもあって、どうやっていったらいいんだろうか。今までは、宣言的な条例であったものが、これからはそうやって便宜供与、利益供与をした人が可能性として罰せられることもあり得るということで非常に皆さんが、やっぱり意識を持っておられる方は大丈夫だろうかというふうなところを思っておられたというのが非常に私の中では印象的だったんですね。そして、行政というのは、いろんなことがあって、あの多布施川の事件とかがあって、我々としてはいろんな取引の相手方がそういった人が含まれていないかどうかのチェックをする仕掛けそのものはありますけれども、これが行政だけでなく県内の経済行為すべてが対象になるということで、思わぬ形で巻き込まれるということもあり得るのではないかと、そう考えて先ほど職員に対するあいさつの中では冒頭に申し上げました。
 まずは警察とよく話をしてみたいと思っております。年末も警察の関係者の方とは、このことについてどう県民に周知をしていくのかということでお話をさせていただきましたし、また、年頭に当たっても警察の関係者とお目にかかることがありますので、そういった機会を使っていきながら、県警は県警としてやっていただく、また知事部局は知事部局として、警察と一緒になって県民の方々に、こういう条例で内容はこうなんですよということをわかっていただくようなことをですね。今具体的にこういうことであるわけではありませんけども、まずは県警のほうが行われるということでございますので、それでどうしても足りないという部分が出てくれば、我々としても協力をさせていただければと思っているところでございます。

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