では次に、佐賀県プロモーションDVD「THREE MINUTE TRIP TO SAGA」が、「映文連アワード2012」を受賞しましたというお知らせです。
　映文連アワードといいますのは、映像文化制作者連盟というところが表彰する、プロフェッショナルが選ぶプロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘するというアワードでございます。
　これは短編映像をいかにして活性化するかということで、そのため、あわせて次世代を担う新しい才能発掘のために2007年に創設されたものでございまして、文科省、経済産業省を初めとするさまざまな関係機関の後援を得ているものでございます。
　今回、この映文連アワード2012には、150の作品が応募をされました。そして、コーポレート、ソーシャル、パーソナルのそれぞれのコミュニケーション部門に出品をされたものでございまして、佐賀県は、このコーポレート・コミュニケーションの部門に応募をしました。
　その結果、特別表彰の優秀企画賞をこのプロモーションビデオが受賞したものでございます。
　もうご存じの方、多いかと思いますけれども、改めてざっと確認しますけれども、この「THREE MINUTE TRIP TO SAGA」は、佐賀県の今をあらわすプロモーションのDVDとして、今年の2月に制作をし、発表したものでございます。本編が3分22秒、メモ編が3分8秒、合計で6分30秒ぐらいございます。そして、クリエイティブ・ディレクターの倉成英俊さん初め、音楽の向井秀徳さん、アート・ディレクターのカンナアキコさん、それぞれ佐賀県のご出身でございまして、オール佐賀のスタッフでつくり上げた「Avant-garde Country Side」というのをコンセプトにしたDVDになっています。
　これまでの既存の観光ビデオみたいなものとは全く一線を画すものとして、発表された当時から非常に反響を呼んでおりまして、現在までの再生回数は大体10万回を記録しております。これは、自治体がつくったものとしては非常に多いものと評価することができると思います。非常にとにかく格好いいということをネット上でも評価をいただいているところでございます。
　では、ここでちょっとさわりの部分だけ、少し皆様方にも見ていただければと思います。
佐賀県プロモーションDVD「THREE MINUTE TRIP TO SAGA 」
(YouTube動画：6分37秒)

　こんな感じで、こういうスピーディーな映像が3分ぐらい続きます。
　審査の投票では、インパクトのある音楽で、ぐいぐい押しまくる、編集がうまく、完成度の高い仕上がり、こうしたご評価をいただいておるところでございます。
　非常に重鎮の方々が審査員になっておられまして、そういった方々から熱意とチャレンジ精神にエールを送りたい、こういう評価をいただいていることも大変ありがたく思っています。
　その映文連アワードの中で、優秀企画賞がどういったところに位置づけられているのかというと、まず最優秀作品賞というのが1個あって、あと大臣賞が2つ、優秀作品賞が3つ上げられています。そのほかに特別表彰というのがありまして、審査員特別賞が2つ、そこで優秀企画賞が2つとなっていまして、「カルピスソーダ学園宇宙部　僕らは宇宙へ行けソーダ」という連作があるんですけれども、それと同じカテゴリーの中で表彰を受けたということになるものでございます。
　ざっと見ていただいても、なかなか重いテーマもありますし、映像として優れているものもありますし、そういう中に私どものもランキングできたということを大変うれしく思っているところでございます。
　あした、台湾で観光プロモーションのために私自身行きますけれども、そこでもこうしたプロモーションビデオを使って佐賀県の紹介をすることにしています。
　授賞式は、11月26日に国立新美術館で行われて、その後、上映会が3日間に分けて行われます。「THREE MINUTE TRIP TO SAGA」が上映されるのは、11月29日の12時28分からとなっております。これはチケット制になっておりまして、この日は最終日は海外からのお客様も来られるということで、入場料が必要になるんですけれども、機会がある方はぜひ行って、実際にこの雰囲気も味わい見ていただければ幸いに存じます。