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質疑応答:佐賀-上海便関連
○朝日新聞
 上海便の関係なんですけども、10月の搭乗率が5割を切りました。今後の見通しと、このままこういう状態が続けば、減便とか休止とか、そういう話も出てくるんじゃないかと思うんですけれども、その辺のお考えをお願いします。
○知事
 今、現実問題として、中国から日本への団体旅行の送客がほぼ行われていない状況、これは春秋航空だけでなく、中国の旅行者は全て同じような状況にあるわけでありますけれども、そういった状況の中で、逆に言えば50%確保できているということについては、いろんな形の利用というものがなじんできているのかなということも一方で感じています。そうは言いながらも、この状況がずっと続けば、もともとローコストキャリアというのは高い搭乗率で利益を出していくということをビジネスモデルにしておりますので、その前提が崩れているということは、残念なことに認めざるを得ないだろうと思っております。
 私どもは、この今の機会を逆に個人のお客様を増やすチャンスと捉えようではないかということを担当部に対しても申し上げております。
 春秋航空は、茨城、高松、佐賀と3路線飛ばしておりますけれども、個人客が中心の茨城便は、現在も余りお客さんの数が減っておりません。搭乗率は多分90%近いものがいまだに確保されていると思っております。それはなぜ可能なのかというと、基本的には団体の観光客でなく、個人の日本人、中国人のお客様が乗られるからでございまして、こういう体質にしていけば、いろんな日中間での問題があったときにも、そういった、いわばイベントリスクに強い体質にできるのではないかと思っておりまして、今の時期こそ、こうした個人客の取り込みを図っていくチャンスだということで、特に福岡の地区に対して広報の強化をすることや、中国にご出張の機会のある事業所などに今回の便のご紹介をさせていただいたりもしているところでございます。
 しかしながら、客観的に言ったときに、この状況がずるずると続いていけば、減便の可能性が全くゼロではないと思っております。既に高松の状況は、佐賀よりも搭乗率が低い状況でございまして、佐賀のほうが高松よりは高いという結果になっていっているんですけども、高松のほうは何便かは減便になったとも聞いているところでございまして、私どものところは具体的に減便の話は今のところございませんし、そうならないように利用を呼びかけていきたいとは思っておりますけれども、全く将来的にないかと言われたら、そこは春秋航空の判断で、可能性としてはゼロではないと思っているところでございますが、極力そうならないようにしていきたいと思っております。やっぱり週2便じゃなく3便にしたことによって利用がしやすくなったという声がたくさんありますので、ぜひこの利便性はできれば確保していきたいと思っているところでございます。
 済みません、さっきちょっと間違っておりまして、春秋航空は高松が減便になったという話がございましたが、そうではなくて茨城が1便減便になっておりました。それは、もともと週6便ありますので、1便減便になっても、5便になっても影響が少ないということでなったということでございます。済みません、勘違いしておりました。
○サガテレビ
 春秋航空なんですが、7月に知事は、1年見た上で費用対効果、そういったものを見ていきたいというふうにおっしゃっておりましたが、実際、調査するようなことも部署ではおっしゃっております。結果を議会に3月までにということをおっしゃっておりましたが、その調査の内容、それから方法、こういったことをどんなふうにお考えなのか、お聞かせいただきたいんですが。
○知事
 3月までに出すということは担当部のほうからも聞いておりまして、具体的にどんなふうにやるのかまでは聞いておりません。まだ11月でございますので、具体的にどういう方法でやるのかはこれからではないかと思っています。

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