まず冒頭におわびを申し上げます。この年末の会見の設定については、ばたばたと幾度となく時間変更をいたしまして、また、一部の皆の方には予定された時刻にインタビューできなかったというふうなこともございました。本来、こういったことはあってはならないことだと思っております。
　特に、今回の年末の要望活動そのものについては、どうしてもこの時期にやっておかなければならなかったということでございましたけれども、このことを通じて皆様方にご迷惑をおかけしたことに対して、おわびを申し上げたいと思います。
　さて、今年１年を振り返ってでございますが、今年１年は、いろんなところとつながる年だったと私自身は思っております。そして、日本全体をとってみましても、山中教授のＩＰＳ細胞の話やオリンピックで、あるいはパラリンピックで若い人たちが非常に活躍をしていただいたということがあって、世界とつながるということを感じることができた１年ではなかったかと思います。
　もちろん一方で、九州北部を中心とした豪雨でありますとか、いろんな災害もございました。佐賀県は大変な被害に遭ったほかの県に比べれば、そうした県ほどは被害はなかったわけでございますけれども、改めて災害はいつあるかわからないということを感じさせましたし、また、この災害対策を通じて住民の皆様方にどうやって必要な情報を届けるのかということについても課題として残っているという認識をしているところでございます。
　何よりこの１年間、Ｊ１のサガン鳥栖が活躍をしてくれたというのは、１年を通じて多くの県民やサポーターの方々に楽しさを提供してくれたと思います。事前の予想は厳しいものがございましたけれども、それをいい意味で打ち破る形での活躍は、多くの方々に勇気と元気を与えてくれたと思います。来年も活躍をしていただくように心から期待したいところでございます。
　まだまだ来年やらなければいけないことはたくさんありますけれども、今年１年の振り返りとさせていただきます。
　以上であります。