○西日本新聞
　今の諫干の関連ですけど、知事が随行されるのは、意見交換会と視察の場面と考えていいんですかね。
○知事
　そうですね。私が、ちょっとイメージとして申し上げれば、恐らく筒井副大臣を福富ゆうあい館でお迎えをして、意見交換会が１時間ちょっとあって、その後、西部ノリの養殖の漁場に視察に出かけられるので、私もそこに同行をさせていただくと。そして、帰ってきたところで大臣と私は別れるということになるんだろうと思います。
○西日本新聞
　現地訪問が実現するということで、そこで知事の今、突然のあれかもしれんですけど、感想を一言いただけないですか。
○知事
　ここしばらくの間、農林水産大臣にご来県をいただいて、現場の様子を見ることとあわせて、地元の方々の声に耳を傾けていただきたいということを申し上げてまいりました。国会の関係で今回は副大臣ということではございますけれども、政策決定責任者のお一人がこうして足を運んでいただけるということに対しては、率直に感謝をしたいと思っています。
　お願いしたいことは二、三点ございます。１つは、今回予算原案を政府のほうで取りまとめておられます。今回の予算の考え方について、佐賀県民の方々にしっかりとしたご説明をしていただきたい。そして、今回の予算の中身と、それが将来的な我々が望んでいるような全面開門に向けてのどういう位置づけになるのかということについて、そこは政府のお立場から説明をしていただきたいと思っております。また、それとあわせて地元の方たちの声を聞いていただきたいし、今は冷凍になって少しよくなってはきましたが、またここに来て、色落ちがかなり発生もしてきておりますし、もとより貝類はよくありません。今回は、東部漁場と違って、西部のところまで来ていただくということでございますので、この有明海というのがノリも大変なんですけど、海苔だけの海ではないということも含めて、そうした実感を副大臣に持って帰っていただければと思っております。