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発表項目:佐賀県が「麗水(ヨス)国際博覧会」に参加します

 次に、佐賀県が麗水博に参加をするというお知らせです。
 2012麗水国際博覧会が今年の5月から8月12日までの約3カ月間開かれます。この麗水市という場所は、佐賀県が友好交流協定を結んでいる全羅南道(チョルラナムド)の中核的な市の一つでございます。数年前に上海でやった博覧会と同じような形の博覧会でございまして、105カ国、それに加えて10の国際機関が参加をすることになっています。5月からスタートをしますが、その約一月後の6月2日の土曜日がジャパンデーということになっておりまして、これは日本のナショナルデーで、この日に日本関係の行事を集中的に行う予定になっています。
 佐賀県がこの麗水国際博覧会に自治体として参加をいたします。韓国・全羅南道との友好交流協定締結1周年でございます。全羅南道民に佐賀県を強く印象づけたい、あわせてこれからの青少年交流のきっかけにもしたいということで行います。
 このシンボルマークというのがありまして、これが全羅南道と佐賀の交流をあらわすシンボルとして使っていきたいと考えております。
 やっていく事業内容はいくつかございます。まず1つは、先ほど申し上げましたジャパンデー、日本のナショナルデーにそのパレードに参加をいたします。参加をするのは、この唐津くんちの7番の新町の「飛龍」でございます。あわせて基山のよさこいの人たちも参加されることになっております。
 それと、その翌週ですけど、ユニバーサルデザインのシンポジウムが開かれます。これは日本館の方が、佐賀県がユニバーサルデザイン、あるいはバリアフリー映画、こうしたものに非常に熱心に取り組んでいるということで、特に佐賀県に対して、麗水の国際博で韓国の人々や世界の人々にこうした考え方や実践ぶりを見せてほしいということで依頼があって、それに受ける形で参加することにしたものでございます。
 このほか、この博覧会の会場の中でということではございませんけれども、「心、贈ろう」プロジェクトと題しての絵手紙の交流、そして青少年が韓国に来て宿泊をする国際青少年祝祭、こうしたものにも参加をいたします。
 詳しい中身ですが、まず、オールジャパンパレード、6月2日のジャパンデーにおけるイベントでございますが、1つは、この万博会場のメーンストリートで唐津くんちの先ほど申し上げた7番の新町の「飛龍」、そして、よさこい、基山町の「美勝女隊(びしょうじょたい)」、この方たちがこのパレードをされます。さらに、新町はこの後に町なかに出ていって、町なかでも山を曳くというふうにも伺っているところでございます。なぜ新町なのかというと、「飛龍」でございますので、今年が辰年ということで、この麗水市から唐津市あてにもともと麗水と唐津は友好交流協定を40年前に結んでおりまして、非常に友好関係の深いところでございますけれども、今年が辰年なので「飛龍」の参加をということでお話があったものでございます。また、基山の美勝女隊は小学校1年生から高校生を中心に編成されているよさこいのチームでございます。
 このほかに麗水市内で佐賀県のアピールをいたします。麗水市内の公園で時間は調整中でございますけれども、先ほど申し上げた曳き山やよさこい、そしてバルーンの係留飛行、ステージ、佐賀県PR映像の上映といったことで麗水市民の皆様、この万博の会場に入っておられない方々にも佐賀県をPRする予定でございます。
 また、その翌週のユニバーサルデザインシンポジウムは、10日(日曜日)、14時から16時まで万博会場内のカンファレンスホール、EXPOホールで行われる予定です。これには麗水国際博覧会の日本館が協力をしていただけることになっております。
 一部、二部と分かれておりますけれども、まず第一部として、世界で初めてバリアフリー化されたドラえもんの上映を行います。この映像というか、この画像についても許可を得てここにお届けをしているところでございますけれども、視覚障害がある、聴覚の障害がある、そういった方たちでも楽しんでいただけるドラえもんというものを世界で初めてこの場において上映する予定でございます。
 また、こうしたものを見た上でトークセッション、この映画というものを切り口にしてバリアフリー映像の可能性について、私のほかは、この李銀景(イ・ウンギョン)さんという韓国におけるバリアフリー映画設立推進委員会の委員長でいらっしゃいますけれども、こうした方、あと数名の方は今交渉中でございますが、こうした方々とともにこのバリアフリー映像についてトークセッションを行うことにしております。
 また、第二部においては、このバリアフリー映画だけでなく、ユニバーサルデザインそのものについて、社会のあり方についてのお話をさせていただく予定にしております。いずれにしても、この日曜日の14時から16時までの2時間を使いまして、バリアフリー映像やユニバーサルデザイン社会というものについてシンポジウムを行うことにしております。
 次が、絵手紙でございます。この全羅南道の青少年に絵手紙を贈ろうではないかということを考えておりまして、佐賀県の小学生から大学生くらいの方、そんなに厳密には考えておりませんけれども、こうした方々に絵手紙をかいていただいて、それを全羅南道にお送りしよう、そして、全羅南道とこの佐賀県の県民との間の友好交流にプラスになるようにしていこうということでこの「心、贈ろう」プロジェクトというのを考えております。
 きょうからこの絵手紙の募集を始めます。締め切りは5月7日、優秀作品の表彰は5月18日、展示会はその日から24日まで県民ホールにおいてと考えておりますが、絵手紙ですから、基本的に絵をかいていただければ結構なんですけれども、韓国語で自分の名前ぐらい書きたいとか、こんにちはとかさようならぐらいのことは書きたいという方もいらっしゃるだろうということで、ゴールデンウイーク中でございますけれども、29日(日曜日)の午前、午後2回にわたりまして、名護屋城博物館で講座を、そして、その翌日には、今度は佐賀県立美術館において同じくこうしたものの講座を行います。
 絵手紙のイメージとしてこんな感じです。どうしても字が大きくなっていますけど、基本的には絵手紙ですので、絵をかいていただきます。そこに自分の名前を入れたり何歳だということを入れたりするということで自分らしさの表現をしていただければと思っております。言葉というのは文化が違えば障害になりますけれども、絵や写真というのは障害がありませんので、それをメーンにして届けるというのがこのプロジェクトの意味でございます。
 裏側には、佐賀県が麗水博でこんなものに出ますんでということを、これは印刷することになっていまして、これは韓国語であらかじめ翻訳されたものがついているということでございます。
 次が、夏休み中の企画で、麗水国際青少年祝祭という国際交流イベントが麗水で行われます。これに参加をいたします。佐賀県の青少年はもちろんのことでございますけれども、世界各国の青少年が参加をするという予定になっております。
 また、このほか期間中、唐津から麗水への直行便が幾つか出ております。1つは、高速船「ビートル」が1便から5便まで5回にわたって唐津から麗水に行くと。この麗水港はおりた先がもう万博の会場になっておりますので、非常に便利な行き帰りができるということでございます。また、高速船ではございませんけれども、客船の「ニューかめりあ」というものもこのジャパンデーにあわせまして、6月1日(金曜日)、午後7時に唐津港を出発して翌朝着きます。翌朝の午前8時に麗水港に到着するという、こういう日程でツアーを組んでおりまして、ぜひこの機会にこうした唐津港と麗水を結ぶ便をお使いいただくということによって、この唐津港そのもののポートセールスにもつながっていくだろうと考えて期待をしているところでございます。
 

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