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発表項目:「平成24年度佐賀県総合防災訓練」を実施します

 それでは、定例会見を始めます。
 まず最初は、平成24年度の総合防災訓練の実施です。
 今年も5月27日に行います。会場がいくつか分かれておりまして、後ほど御説明申し上げますけれども、これまではどこかメーン会場を決めてやっていた総合防災訓練を今回からは分散開催をすることにしました。関係していただける自治体を増やしていくということで、意識を高揚させていきたいという気持ちもございます。
 新しい地域防災計画ができてから初めての訓練の実施ということになるわけでございまして、同じような規模の分散型の訓練にしたいということや、あと災害の想定をそれぞれの、これから申し上げますけれども、地域によって津波は津波、高潮は高潮という感じで分けました。
 また、新たに県内の市町と県との間で相互応援協定を結びましたので、この締結協定、さらには民間の企業との協定もございますので、そういったものを使う訓練を実施いたします。あわせて、災害拠点病院という病院での医療対応訓練を行うことといたしております。
 まず、地域防災計画が改定されて、それに基づく初めての訓練ということでどういったものを行うようにするかといいますと、これは一時(いちじ)避難所と書いてありますが、読み方としては一時(いっとき)避難所というふうに読むことになっています。津波災害を想定して芦刈の文化体育館などを一時避難所として開設しまして、避難住民の受け入れというものをやってまいります。
 また、避難生活が長期化していくことによって、この生活関連の病気が出てまいります。こういったものを予防するために適度な運動を実施するというふうなこともこの訓練会場の中でやってまいります。
 また、災害想定については、佐賀の三瀬会場、多久会場、小城の芦刈、牛津会場それぞれにおいて、例えば、三瀬では土砂災害、多久では地震災害といったふうに別々の災害を想定しまして、それに合った訓練を行うことにしています。具体的な場所はこういう形になってまいります。
 そして、県と市町の災害時相互応援協定を3月30日に締結しましたので、これに基づきまして、今回は直接この防災訓練を実施することになる自治体ではないところからも協力に対しての協力依頼をして、多くの自治体から協力をするということで応援要員を派遣していただくことになりました。
 また、実際に物を運ぶのにどうやったらいいのかということで、これも協定をヤマト運輸さんと協定締結をいたしましたので、これに基づきまして実際に物資を配送するという訓練を行ってまいります。
 また、訓練を行う場所が多久市立病院のすぐ近くということもありまして、今までは訓練の場所に医療スタッフが出張っていっていただいて、いろんな訓練をしていただいていましたけれども、今回は逆にこの多久市立病院で被災者の方を受け入れていただく、負傷者の方を受け入れていただくという訓練を行うことにしております。
 また、災害時要援護者避難訓練については、これも毎年やっていることでございますけれども、この災害時要援護者を福祉避難所、ここでは救護施設の「しみず園」というところですけど、そこに移設をしてまいります。また、福祉施設から病院へ患者さんを、あるいは入所者の方を運ぶということを実際に実行してまいります。ということがまず第1点でございます。
 

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