○STS
7月8日ですが、鹿児島の県知事選挙、これで落選された方なんですが、川内原発の再稼働を反対される候補でしたけれども、20万票超たしか得票されておりました。当選された現職の方の半分ぐらいではあるんですが、これは明確な再稼働反対というふうな意思表示を県民の方がされたんだろうなと思いますし、それから、38万か39万かで当選された現職の方の票についても、必ずしも全部が全部賛成ということではなかろうと思います。こういった結果について知事はどういうふうにお考えでしょうか。
○知事
この原子力発電の再稼働あるいは原子力発電そのものに対して一定数の方が不安に思っておられる、あるいは反対をしておられるということの形が今回の選挙結果になったんだろうと思っております。
伊藤知事ご本人も、今回の結果をもって即再稼働だということにはならないということを明確に言っておられると思いますし、これからも引き続き現職の知事として丁寧なプロセスで判断をされることになるだろうと思っているところでございまして、その際には、今回示された20万票というものの重みというものもご本人の中でそしゃくされながら判断を進められていくことになるだろうと思っているところでございます。