○時事通信
この間の議会の一般質問のときに、知事が地域主権改革の関係で義務づけ、枠づけに関してコメントをされていたと思うんですけれども、その内容というのは、国に従うべき基準がまだ多いというような趣旨の内容だったと思うんですが、具体的にはどういうところに知事はまだ従う基準が多いと感じられているのか、教えていただけますか。
○知事
例えば、保育の関係なんかは非常に多いと思っています。保育の関係の基準、例えば一定の条件を満たす場合の給食の外部搬入というものが認められていますけれども、それが何歳以上でなければならないといったところから始まって、もちろん何でもいいということにはならないと思うんですけれども、従うべき基準ではなく、判断を自治体に任せて、そこの自治体がどう判断するかということを我々は目指していますので、国の方からこうでなければだめだよということが示されているということについては、もっと改善の余地があると考えています。
そのほか幾つかあったと思います。今週、東京で全国知事会の地方分権改革特別委員会を開きます。私が委員長でございますので、そのときにもそういう事例を発表させていただきたいと思っておりますので、そのときにまたあわせてお知らせをさせていただきたいと思います。