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質疑応答:唐津湾海砂採取問題
○佐賀新聞
 唐津湾の海砂組合についてなんですが、県の許可量以上の採取をしていたとして間もなく行政処分が決まると思うんですが、一部の漁業者とか、ほかの市民から厳しい処分をしてくださいという意見が出ていると思います。知事はそのことについてどう考えるかということ。
 それと、年間の許可量が130万立方メートルでしたっけ、脱税事件のときに、若干知事が触れられたと思うんですけど、その見直しについてはどう考えられているのかというのをちょっとお聞かせください。
○知事
 まず1つ目の処分についての考え方でございますけれども、もちろん厳しい処分をという声が届いていることは、私も承知しておりますし、その文書そのものも私も目を通しました。この砂組合に対して大変厳しい目が注がれているということも感じています。ただ一方で、行政処分でございますので、その重さ及び内容というものは、この砂組合が犯した行為の相当のものでなければならないということもございます。甘くするつもりはもちろんございませんが、行政庁としてきちんとした判断だったとなるような、そういう適切な処分にしたいということで、今最終的な詰めを行っているところでございます。
 また、これからの考え方については、これまでにも申し上げているかと思いますけれども、基本的には、その砂の採取というものについては量を減らしていく方向でいかなければいけないだろうと思っております。いつまでもこうしたやり方が続くのかと言われれば、それは違うのではないかという気持ちを持っております。
 一方で、こういう砂の採取を認めるということで一定の収入を得られている方も関係のところでもいらっしゃるわけで、そういったところをどう考えるかということも当然必要になっていくわけであります。
 今後、どのように考えていくのかということについては、これまでの砂の採取が環境にどのような影響を及ぼしていたのかということについてある程度の結果を出していく必要があるのではないかということで、既にもう何年か前からそこの調査を数年かけて行っているところでございます。現時点ではまだはっきりいたしませんので、この場では申し上げられないわけでありますけれども、そこである程度の影響があったということが認められれば、そういったことを勘案して、これからのことについても判断しなければいけないということになると思っております。

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