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質疑応答:県内のアスリートへの支援、新幹線西九州ルート関連
○佐賀新聞
 2つ聞かせていただきたいんですが、ロンドンオリンピック、知事も応援に行かれたと思うんですけれども、濱田さんとかは、次期オリンピックのメダル候補として有力なんですが、県としては、支援がサガンアスリートとかあるんですけど、それ以上の支援の拡充とかを考えていないかということが1つと、あと新幹線長崎ルートですが、長崎の政財界とかは、全線フル規格を要望しているようなんですが、改めて知事の考えを、またそれについて聞かせてください。
○知事
 まず、アスリートへの支援のことでございますけれども、今回5位入賞した濱田真由選手は、サガンアスリートに認定をして、その後にオリンピックの代表選手となられ入賞された初めての例となりました。そして、御本人や御指導に当たっている古賀コーチを初め多くの方から、このサガンアスリートのおかげで練習に打ち込むことができたということで、大変に高い評価をいただいたものでございまして、私どもとしても、こうしたものをやっていてよかったと改めて思ったところでございます。
 濱田真由選手について申し上げれば、もともと周りの人たちもターゲットはリオ五輪というイメージで指導や強化を進めておられたのが4年早く出られて、そしてこういう成果が得られたということで、いよいよもともとのターゲットであったリオ五輪に向けて強化をされていくということになるだろうと思っております。
 濱田選手は、現在、ベストアメニティに所属をしておられまして、先日の報告会の際にも、内田社長からこのベストアメニティとしても全力を挙げて支援をしていくということ、あるいはテコンドーのベストアメニティカップのようなものも考えたいという大変前向きなお話をいただいておりまして、まずはベストアメニティ側においてどれだけの練習環境を整えていただくのかということについても、我々は注目をしておきたいと思っております。その上で、何か足りない、もっとやったほうがいいというものがあれば県としても、あるいは体育協会としてもということになるのかもしれませんけれども、何かすることがないのかについては、またその上で検討をしていきたいと思っております。
 このほか、こうした世界的な大会を目指す子供たち、あるいは大人の人たちというのはほかにもいらっしゃるのではないかと思っております。サガンアスリート以外に制度を考える必要があるのかないのか、そうしたことについても皆様方も含め、さまざまな方々の御意見を聞きながら、佐賀県としてのそういうスポーツの振興、強化のために何をしていったらいいのかについてこれから考えていきたいと思っているところでございます。
 次に、新幹線の西九州ルート、諫早−長崎間の着工の記念式典と着工式が先日、長崎市内で行われました。私も出席をさせていただきました。その際にも、メディアの方からもそうでございましたし、長崎県側の何人かの方からも、次はぜひフル規格でというお話があったことは事実でございます。このことについては、その場でもお話を申し上げておりましたが、フル規格というものを、私ども頭から否定しているものではありませんけれども、実際に財源が確保できるのかということや、そもそもフル規格になれば、肥前山口駅を通らないのではないかというふうな懸念などもあったこと。そして、フル規格になっていけば、工事はすべて佐賀県内で行われることになりますので、その費用負担を全額佐賀県で持たなければならないこと、こうしたことを考えると、私は今のフリーゲージによる新幹線整備というものが、ワン・アンド・オンリー・アンサーではないかということを申し上げました。現実的に、10年後に新幹線を開通させるということを考えたときには、私は現行方式によって整備をしていくということが唯一の答えではないかと思っているところでございます。踏み切りの問題などなど、沿線の方々から寄せられている課題については、丁寧に一つ一つ対応していくこととして、私としては、この現行方式による整備ということを引き続き進めていきたいと考えております。

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