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発表項目:U・Iターン型職員採用試験の募集が始まります

 次は、U・Iターン型の職員採用試験のスタートのお知らせです。来週8月7日の火曜日に受付を開始します。
 このU・Iターンの職員採用制度は数年前から始めておりまして、毎年この時期に募集を行っています。今回は民間企業などの職務経験者を13人、そして、JICAボランティアを初めとする国際ボランティアの経験者を1名程度採用することにしています。民間企業等の「等」といいますのは、実は国の機関や佐賀県内ではない地方公共団体の機関も含みます。こうした佐賀県外の国や地方公共団体の機関で働いている人も含む、いろんな経験を持った人を我々は募集しているということでございます。
 これまでの採用者で今活躍しておられる方の一つの例を申し上げますと、前職が広告代理店でCM制作をやっておられた方というのが、現在、文化課でフィルムコミッションの担当をされておられます。そもそもいわば向こうの業界出身ということもありまして、なかなか入り込めない業界のネットワークをよくご存じで駆使されています。このロケ地を探す立場での経験を生かしながらやっておりまして、例えばのことなんですけれども、ロケに来られたときのお昼ご飯というのは、一般的には弁当を出すわけですけれども、それよりもケータリングサービスで温かいものを出すと喜ばれますよとか、そういったことを初めとして、きめ細かな経験を生かした提案をしていただいておりまして、佐賀県は非常にこういうCMの撮影だとか映画の撮影にやりやすい環境だということを評価いただいています。
 ちなみに、今年公開されました「僕達急行−A列車で行こう−」、これは伊万里の駒鳴駅が舞台になりましたけれども、これは撮って終わりではなくて、ロケ地ツアーの企画、DVDのプロモーション制作支援、こうしたことも行いました。こうしたことを行うことによって、次もまた佐賀で何かお願いしたいという話も来ているところでございます。
 また、前職が日系企業の中国における事業所で働いていた職員については、特に人とのつながりが重要視される中国における幅広いネットワークを使っております。そして、中国というのは失敗例もたくさんあるところでございます。いい事例、失敗した事例、そういった事例を県内企業に紹介しながら、県産品の輸出や県内企業の進出についてサポートをしておりまして、実際に企業が行くときには自分もついていって、それでいろんな商品の説明のお手伝いをするといったことなどもしているところでございます。
 また、前職が広告代理店、そしてフリーランスのライターだった職員については、現在、危機管理広報課で県民だよりなどを担当しておりますけれども、こういうフリーランスライターや広告代理店の勤務の経験から、できるだけわかりやすい言葉を使って表現をするということで、感性豊かなコピー、ビジュアルを提案していただいているところでございます。
 また、昨年、この佐賀県プロモーションDVDを発表いたしましたけれども、これなどもこの職員の力が十分に発揮されてこうしたことになったものでございます。
 このような形で中途採用で、キャリア採用で入られた職員も我々の仲間として活躍をしていただいております。社会全体が多様性を増していく中、県庁職員のダイバーシティというものも大きく求められているという考え方のもとに我々はこういう採用を行っております。ぜひたくさんの方々のご応募をお待ちしております。

 

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