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配布資料:熱中症に注意しましょう!!

〜 梅雨明け後、県内でも熱中症疑いによる救急搬送数が増加し、
熱中症疑いによる死亡事例がありました 〜


 県では、熱中症予防対策の一環として、今年度も6月から9月末までの間、県内各消防本部の協力のもと、熱中症疑いによる救急搬送者数(前日15時から当日15時までの搬送数)を調査し、県ホームページ上で公開していますが、九州北部地域が梅雨明けしたとみられる7月23日以降、熱中症疑いによる救急搬送者数が県内でも急増しています。
 また、今夏、これまでに熱中症疑いによる死亡事例が2件発生しました。


【県内における熱中症疑いによる死亡事例の概要】
  事例1 事例2
119番通報日時 7月26日(木曜日) 23時21分 7月29日(日曜日) 12時34分
年     齢 80代 80代
市     町 佐賀市 鹿島市
発 生 状 況 自宅トイレ前で意識消失 草取り作業中に倒れて意識消失


 熱中症は、体が暑さに慣れていない、梅雨明けの蒸し暑い日や突然気温が上がった日によく発生し、今後も、日中の最高気温が35℃を超える猛暑日が続くと予想されます。
 熱中症は、適切な予防をすれば防ぐことができます。一人ひとりが、熱中症を正しく理解し、自分自身の体調に気をつけるとともに、まわりの人、特に高齢者や乳幼児、少年にも気を配り、熱中症予防を呼びかけ合いましょう。
 今後、夏のイベントやスポーツ大会が多く開催されますが、大会主催者は、県のホームページ、環境省の熱中症予防情報サイトにある「暑さ指数」(※1)や「熱中症予防のための運動指針」(※2)などを活用し、熱中症予防の徹底をお願いします。
 なお、県庁開庁日に県ホームページに掲載している救急搬送数及び熱中症情報の県庁閉庁日(土日祝祭日等)分については、直近の開庁日の掲載となりますので、あらかじめご了承ください。

※1「暑さ指数」は、「WBGT(et Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)」
   とも言われ、人体の熱収支に影響の大きい気温、湿度、輻射熱の3要素により
   算出された熱中症予防のための指標です。環境省の熱中症予防情報サイト1)
   では、毎日都道府県ごとの「暑さ指数」が更新されています。

※2「熱中症予防のための運動指針」については、下表を御覧ください。



【表】〜日本体育協会 熱中症予防のための運動指針(1994)〜
気温
(参考)
暑さ指数
(WBGT)
熱中症予防のための運動指針
35℃
以上
31
度以上
運動は
原則中止
暑さ指数が31度以上では、皮膚温より気温の方が高くなる。特別の場合以外は運動は中止。
31〜35℃ 28〜31
厳重警戒 熱中症の危険が高いので激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。運動する場合には積極的に休息をとり水分補給を行う。
体力の低い者、暑さに慣れていない者は運動中止。
28〜31℃ 25〜28
警戒 熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり、水分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。
24〜28℃ 21〜25
注意 熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水を飲むようにする。
24℃まで 21
度まで
ほぼ安全 通常は熱中症の危険性は小さいが、適宜水分の補給は必要。市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

<参考>
1)環境省熱中症予防情報サイト
 ⇒ http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/index.html

2)佐賀県のホームページ
◆一般県民向け「熱中症にご注意ください」
 ⇒ http://www.pref.saga.lg.jp/web/_16735.html
◆こども向け「子どもは熱中症になりやすいのでご注意ください」 
 ⇒ http://www.pref.saga.lg.jp/web/_14497.html

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