それでは、次に、ＳＡＧＡわくわく祭エンス2012のお知らせです。
　基礎科学に理解をということをテーマに、佐賀県では総合計画2011の中にも科学に理解を求めるイベントを実行していくことを書いておりますけれども、今回2012においては「わくわく祭エンス」というタイトルのもとに行うことといたしました。
　日時は10月27（土曜日）、28日（日曜日）の２日間。メートプラザ佐賀で行います。子どもから大人まで幅広い年齢層の人たちが、科学や技術というものを全般に親しみ楽しんでいただくイベントとして位置づけをしております。
　内容はここにずらっと書いておりますけれども、全部で６項目ぐらいございます。
　最初は、科学をテーマにした競技会でございます。これは小学３年生以上の参加者を事前に募集をいたします。ビー玉をどれだけたくさん載せられるかというビー玉シップ、空き缶を使ったレーシングゲームのようなものを初めとして、さまざまな科学を考えながら楽しむことができるという競争を行います。
　そのほか、理科関係のクイズや佐賀県立宇宙科学館によりますサイエンスショー、あるいは佐賀県児童生徒理科作品展の入賞作品など、県内の小学生、中学生、高校生がどういう研究に取り組んでいるのかということを本人たちが紹介するという催しも行われます。
　このほか、科学ブースやワークショップも行う予定にしております。浮いたり沈んだりできるおもちゃづくりから始まりまして、これは唐津の高校で再生途中のプラナリアやカエルの体色変化といった生物の不思議を発表したりもいたします。こうしたさまざまな取り組みが行われる予定になっております。
　また、ＩＬＣ（インターナショナル・リニアコライダー）、これは脊振山地が日本の中で候補地になっておりまして、今年ボーリング調査などが行われる予定になっております。これが今どういう状況になっているのか。そして、今年話題になりましたヒッグス粒子と思われる粒子の発見からこのＩＬＣに何が期待されているのか、こうしたことについて専門家がわかりやすく解説をされます。
　ということでございます。この「わくわく祭エンス」のうち、科学競技会には事前の申し込みが必要となってまいります。本日９月７日（金曜日）から９月30日（日曜日）まで、今月いっぱい学校を通じてチラシを配布いたしますので、その申込書を使いましてこのチラシに書いてある宛て先まで郵送、ファクス、あるいは電子メールで申し込んでいただくようにお願いをいたしたいと思います。
　子どもたちから大人まで、いろんな年齢層の方々に楽しんでいただける内容となっております。こうした催し物は親子で来られるときに、最初は大体子どもに引っ張られて親が来るんですけれども、来てみたら親のほうが一生懸命になったというケースがよくあります。ぜひともたくさんの方々親子連れで、あるいは大人の方だけでも来られることを期待しております。