それともう１つ、私から今年の夏の節電への協力の御礼を申し上げたいと思います。
　７月２日からスタートをいたしました10％の節電目標を掲げました節電期間が本日で終了をいたします。県民の皆様のご協力によりまして、計画停電に至ることなくこの期間を乗り切ることができました。このことを、この場をかりまして、まず御礼を申し上げます。ありがとうございました。
　今回、私たちは、これまでの夏と違って初めて計画停電の実施の可能性のある夏を迎えました。この夏の経験は、エネルギーについて改めて考えるよい機会になりました。より積極的に節電に取り組まなければならないという状況の中で、県庁自身も一事業所として模範となるような取り組みを行いたいという思いで、昼休みの時間帯を変更するなど新しい取り組みにもチャレンジいたしました。
　また、県民の皆様に呼びかけを行う際には、取り組むのであれば少しでも楽しみながら節電に取り組んでいただきたいという思いから、県内企業の皆様にもご協賛いただきながら、節電ありがとうギフトという事業にも取り組ませていただきました。
　県庁舎、これは本館、新行政棟、議会棟分でございますけれども、ここにおきましては電力の使用量の多かった一昨年、2010年と比較いたしまして７、８月中のピーク時の使用電力では14.3％の節電となりました。目標としていた10％の節電を達成することができました。
　また、ピークカットにも力を入れた結果、昼休みを１時間ずらすという取り組みを行い、その結果、13時から14時の昼休み時間帯の電力使用量については、一昨年比21.4％の節電を実現することができました。
　なお、県庁の昼休み時間は、あす８日からは元の正午から午後１時までに戻ることになります。
　九州電力管内の節電実績などについては、きょうにでも公表されると伺っておりますが、いずれにしましても計画停電に至ることなく、きょうの日を迎えることができたことは、県民の皆様のご協力があってこそのことであると思っております。本当にありがとうございました。
　私からは以上でございます。