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質疑応答:原子力防災訓練
○時事通信
 10月28日の訓練の件で、原子力防災の訓練のことについてなんですが、去年も3万人強の参加で実施されたと思うんですけれども、今回もかなり大規模なものになるということで、去年の課題も含めてどういったところが知事としてはポイントになると思っていらっしゃるか、教えていただけますか。
○知事
 はい、規模については、現在地元とも調整中でございます。昨年は新しい計画に基づく初めての訓練ということで、かなり大規模に行いました。今回は、規模もさることながら、内容についてのブラッシュアップをメーンにしたいと思っているところでございます。
 昨年やってみた中での反省点が幾つかございます。細かなことのようになりますが、例えば、玄海町から子どもたちが小城とか多久とかあっちのほうに避難していくときに、途中でトイレ休憩がなかったというふうなところがございました。小さな年齢の人たち、あるいは高齢者もそうでありますけれども、長い距離を移動してもらうときには、そうした適切な休憩をいい場所でとるということが必要だということも指摘をされたところでございます。
 また、去年は時間がなかったということもありまして、避難する市町と避難される方を受け入れていただく市町との事前調整に時間を割くことができなかったという反省点もございました。こうしたことについては、ことしは改善していきたいと思っております。
 また、去年なかったことで今年やっていくことの1つが、先ほどもお話し申し上げましたが、昨年度中に県内の全市町に可搬型のモニタリングポストを設置することができました。これを使って実際にモニタリングをどのようにやるのかということについて、その訓練をやっていきたいと思っております。
 また、このほか、福岡県、長崎県との3県連携によります情報伝達訓練というものもやっていきたいと思っておりまして、30キロということをイメージすれば、福岡県、長崎県ともこうした連携をとることが必要になってまいりますので、そのようなことも新しくやってみたいと思っているところでございます。
 また、さらに申し上げれば、去年はやっていなかった保育園児の避難訓練、そして、二次被曝医療機関となりました好生館の緊急被曝訓練、こうしたものもあわせて行っていく予定でございます。

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