最後が、もう１点です。
　佐賀県観光連盟が２０１２旅游行業大賞、これは旅行業大賞という意味の中国語ですが、最優雅観光地賞、最もすぐれた観光地の賞を受賞したというご案内でございます。
　2013年の今年の１月15日に上海にございますペニンシュラ上海でその授賞式が行われました。そのお知らせです。
　この旅游行業大賞、リューヨウハンイエ大賞といいますのは、新聞晨報という、シャンハイ・モーニング・ポストという新聞が主宰をしておりまして、中国の国内外の旅行業界の取り組みを市民の投票で決めて表彰するというものでございます。
　この新聞は上海市の共産党地方委員会の機関紙であります「解放日報」が発刊するものでございまして、週に一回のウイークリーの新聞でございます。そして、その2012年の旅行業の大賞に対しては、180の団体がエントリーして114団体が入選、そのうち39の団体が各賞を受賞しております。
　分野としては、旅行ネット販売、旅行会社、景勝地、航空会社、ホテル、観光地の６賞で構成されておりまして、その観光地賞の中で、最も洗練された観光地賞というものを佐賀県が今回受賞をいたしました。
　そのほかの受賞はいずれも国が受賞しておりまして、地方自治体レベルでの、自治体というか地域レベルでの受賞は佐賀県が唯一ですし、日本関係としても佐賀県が初受賞をしております。
　何が評価されたのかといいますと、「下一站（シアイージャン）精彩（ジンツァイ）」という、「次の駅」、「精彩（ジンツァイ）」はすばらしいということで、「次の駅」という意味は次の旅先、次の行き先ということで、「次の旅先は、素晴らしい」というキャッチフレーズの、キャッチフレーズというか、これはイベントの名前なんですけど、このイベントに佐賀県が参加をいたしました。そして、このイベントに参加をしたものに対して、参加者がウェイボー、つまりツイッターで「これいいね」とか「おもしろいね」みたいな感じでずっと書き込みをしていただいているというものでございます。
　そして、その大賞となった取り組みというのが、８月25日に行われた上海の静安寺というちょっとおしゃれな地域でございますけれども、ここにあるさらにおしゃれな本屋さんで行った観光連盟の佐賀県の観光地のＰＲの取り組み、これの大賞になりまして、いいねという形で随分評価をされたということで今回の受賞の結果を生んだものでございます。
　これがほかのところでございますけれども、この観光地賞というところを見ていただきますと、大体オーストラリア、スイス、ニュージーランド、ドイツといった国がずらっと並んでおりますけれども、そこの中で佐賀県観光連盟というのが選ばれたというものでございます。
　ということで、佐賀県の観光地、これから中国や世界に向けても情報発信をしていきたいと思います。
　私からは以上でございます。