○共同通信
　もう１点は、原発の問題です。
　40年廃炉は規制委が厳格適用をするなら受けとめると常日ごろおっしゃっていますけれども、そうなったときに、１号機に関して考えると、ちょっと先の話ですけれども、新政権は新増設に関してもそれほど後ろ向きでないというか、また一から考えるというようなスタンスですけれども、その点はリプレースということを考えると、その辺のお考えはどうでしょうか。
○知事
　リプレースまではまだ、私自身がそもそも考えるものではありませんけれども、１号機の40年廃炉問題、そして、２、３、４号機の活用問題というか再稼働問題、そうしたものについて、これも度々申し上げてきましたように、原子力規制委員会、そして原子力規制庁がしっかりとした基準のもとに、責任のある判断をしていただきたい、このことに尽きると思っております。
　この40年の厳格適用をするとおっしゃっているのであれば、そのようにしっかりやっていただきたいということでございますし、その40年と一律に決めずに、個別の炉の状況を見て個別に判断をしていくということであれば、それもそれで原子力規制委員会の判断なんだと思っているところでございまして、我々として40年を１分でも経ったやつは直ちに廃炉にしてくれとか、オーケーのものはあとできるだけ長く使ってくれとか、そうしたことを申し上げるつもりはございません。いずれにしても、規制庁、規制委員会がしっかりと仕事をしていただきたいと思っています。