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質疑応答:首長ネットワーク関連
○西日本新聞
 年末に三重県の鈴木知事が古川知事を始め、7県知事と2政令市の首長ネットワークを発足させたというようなお話をされたみたいですけれども、知事がこれに発足にかかわった理由と、このネットワークがどのような狙いでつくられたのかということをお聞かせください。
○知事
 まず最初に申し上げておかなくてはいけないのは、新党ではないということでございます。だから、政治的に何か動いていこうとか、国政に対して要望していこうみたいな団体ではないということをまず申し上げておきたいと思いますが、アルファベットのGに数字の1と書いてG1というグループがあります。これは多分メンバーだけで言えば、経済界、政治の世界、地方自治の世界、学者の方々集めて百数十人から200人ぐらいいらっしゃるんじゃないかと思っているんですけれども、私と同じ世代ぐらい、40代、50代ぐらいの人たちが集まって、いわば日本版のダボス会議を毎年冬に行っております。私はそこのメンバーでございまして、毎年2月にそのG1サミットという会議に出席をいたしております。去年、そのG1サミットの中で、せっかくだからG1サミットの中に部会をつくろうという話が盛り上がってきまして、それで国政に関係しておられる方もたくさんいらっしゃいます、メンバーとして。例えば、去年のG1サミットには、石破議員と前原議員が来られて、2人で対談をしたりされました。また、現在の安倍総理も総理になられる前ですけれども、2回ぐらいは確か来られたことがあるんではないかと思います。そういう会議になっているんですけれども、自治体は自治体として何か部会をつくってやっていこうではないかという話が出まして、その窓口役を鈴木知事がやってくれることになり、こうしたことに賛同するG1メンバーである知事に声がかかったというものでございます。せっかくだから知事だけではなくて市長さんたちにも声かけようということで、市長も何人か入られて、市長と知事が数人ずつぐらい入ったネットワークになったということでございます。そして、これは何か国を動かそうとか、そういった会議ではなく、我々の基本的な考え方は批判よりも行動というのがテーマでございますので、制度がおかしいから制度を変えろと国に対してがん首そろえて要望活動をするというものではなくて、それぞれの首長が苦労しながら、工夫しながらいろんな政策をそれぞれの地域で実行しています。そうしたことを学ぶことや、現行の制度の中でもまだまだ使える部分、こういうものがあるよねということをお互いに勉強することによって、その成果を自分の地域に持ち帰って具体的な政策の形にして実行していくこと、これを目指しています。ですから、さまざまな首長さんたちが実際にそれぞれの現場で行っておられることを学んで、そのうちこれを自分たちでやってみようということについては、それぞれ自分の地域で実行をしていく、そういうネットワークだとお考えいただければと思います。

○西日本新聞
 活動内容というのは、そういう日本版ダボス会議のようなもの、皆さんの勉強会のような感じですか。
○知事
 そうですそうです、はい。何か政治の世界で勉強会というと、時々きな臭い勉強会というのもあるんですけど、そういうものではなくて、日本版ダボス会議であるG1サミットの部会としてG1首長ネットワークというのを発足し、さらにはそのG1首長ネットワークの中にまた細かな部会みたいなのをつくって、人材育成について勉強するグループ、産業育成について勉強するグループみたいなグループが幾つかできて、それで、それぞれお互いにフェイスブックとかを使いながら意見交換をしていって取りまとめをしたりして自分たちの役に立てていこう、そういうイメージでございますので、年に何回か集まってそれぞれの勉強の状況などを報告したりということになろうかと思っています。

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