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発表項目:佐賀県緊急経済対策

 それでは始めます。
 大きく2本で、佐賀県緊急経済対策と平成25年度の当初予算です。
 これは、ちょっとややこしいんですけど、中身は余りありません。これは、中身は平成25年度の補正予算に盛り込まれていくので、きょうはこういう項目がありますくらいの軽いタッチでございますので、そこはどうかご了解いただきたいと思います。
 「総額280億円+α」ということで、平成24年度の2月補正、これはあと数日後に出てきます。それとプラス、今度は平成25年度の当初じゃなくて平成25年度の6月補正予算、ここで出てきます。ですから、これから説明する平成25年度当初予算には、この緊急経済対策が盛り込まれていないんですよ。そこがすごくわかりにくいと思うんですけど、平成24年度の2月補正というやつには緊急経済対策が入っている、そして、平成25年度の6月補正にも入ってくる。だけど、当初予算には入っていないということになっているので、非常にわかりにくいんですけれども、そういう前提で聞いていただければと思います。
 中身については、防災・減災をやれという話ですからそれをやるのと、暮らしの安心と地域活性化、こうしたものをやるということにしています。それと、本当に実際に事業が執行できるのかという心配もありますので、なるべく早く発注ができるように見積もりの期間を短くしたりなどという工夫をしています。
 防災・減災の内容、主だったものを言いますと、老朽化した社会資本等の点検、補修、そして更新です。
 具体的には、古くなったため池とか、あと佐賀平野は随分こういうポンプがあります。揚排水機場・水門、こうしたものを含めて社会資本の点検をして、補修をして、必要があれば更新を行っていきます。
 また、地震、津波、大規模災害に対する事前の防災・減災対策ということで、海岸、農業水利施設、それと耐震化、こうしたことを行っていくことにしています。さらには、風水害・土砂災害に対する事前防災ということで、クリークの護岸整備、道路の法面保護、こうしたことはこれまでもやってきていますけれども、こうしたことをさらに追加して行うことにしています。
 大きな2つめが、暮らしの安心と地域活性化の内容です。
 歩道整備をしたり、電柱の地中化によってきれいな地域にしたりということであります。また、アクセス道路、港湾の整備、農業用の用排水路、圃場、暗渠排水の整備などなど行っていきます。また、有明海の関係では海底耕うんなどを行っていって、水産資源の回復ができるようにしていきたいと思っています。このほか、スクールカウンセラーや各種基金の事業を行うことにしています。
 先ほど申し上げた、事業がやりやすくなるための工夫ですけれども、入札契約における特例を設けまして、手続の期間を短くしていきます。5,000万円以上、それ以下みたいなものに分けてここにお示しをしていますけれども、現行であれば公告をしなくてはいけない期間などが、大体「40日〜50日」とか、「21日」とかになっているものを、できるだけ短くしていこうということで半分にしたり3分の2にしたりということで期間を短くしていきます。そして、できる限り早く発注をして、それが経済対策としての意味をなすようにしていきたいと思っています。
 また、この地域要件の絞り込みということについても特例をつくっていきます。
 現在は、例えば特Aというランクの建設関係の会社については、県内を1つの地区として行ってきましたけれども、今回、東西2分割にしていくことによって、よりスムーズに事業ができるようにしていきたいと考えています。また、このC級という比較的小さな規模については、7地区から8地区に分けて、さらにきめ細かくして事業がしやすいようにということをいたしました。
 この緊急経済対策の全体像でございますけれども、分野別で見れば防災・減災と暮らしの安全・安心が半々ぐらいの感じ。そして、主に国の国庫補助事業と国の直轄事業を使って、国の資金を使って行います。そのほか、50億円が基金でございますので、その意味では、もう100%国の資金で行っていきますというものがメーンで、具体的にはこう書いてございます。一部、県債と一般財源が使われますというものでございます。
 以上が緊急経済対策で、次に当初予算案についてお話をさせていただきます。
 

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