○佐賀新聞
　あともう１点、衆院選の小選挙区の区割り審で、あした総務省のヒアリングに回答されると思うんですけれども、佐賀県としては、新しい区割りの線引きをどのような考えで意見を出されるかというのをお聞かせください。
○知事
　これについては、現在、今作業中です。あしたが締め切りで、実は県内１市１町の首長さんが新しい任期があしたから始まられるということで、やはりこれからに責任を負っていただく方からのお答えをいただかなければならないということもありまして、作業がぎりぎりになってきております。今この瞬間、まだ意見を書き上げておりませんで、これが終わったら私自身が意見を書く時間をちょっともらって書こうと思っているところでございまして、とにかくぎりぎりに、あした間に合うようにはしておきたいと思っています。
　今回は区割り審のほうから、県内市町村長さんの意見を聞くなど地域の実情を反映した区割りにしてほしいということで、そういうフレーズが入っておりました。実は今これまでの区割り審で地域の意見、市町村長の意見を聞けと言われたのは私の記憶では初めてだと思います。ということで、今回、県内20全ての市長さん、町長さんになるべく直接資料をお渡ししてご意見をいただきました。その多くの市長さん、町長さんからご意見を既にいただいておりまして、やっぱりそれはそれぞれの方々が一人の政治家としていろんな意見をおっしゃっておられますし、意見そのものは意見なしとなっていても、その意見なしにする過程の中で、いろんなお考えや悩みがあってそうされたというふうなところも感じているところでございます。いずれにしても、あしたが締め切りでございますので、それに向けて意見を書いていきたいと思いますけれども、ご意見はさまざまいただいてはおりますものの、余り難しく考えずに、やはり県民の方からご覧になって不自然ではない答えでなければならないかなということを思っているところでございます。