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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:原発関連

○STS
 原発の問題なんですが、今年、来年というふうな、いろんなその憶測があろうと思うんですけれども、再稼働論議に向けて、1つには知事がおっしゃっている国の判断を示してほしい。それから、もう1つ、やはり佐賀県の場合、議会、ひいては県民からの信頼、ここのところというのは大きなポイントになろうというふうに思いますが、新しい年度で知事はどういうふうにこのことに向けて、この論議を進めていくために県民、もしくは議会、こちらの理解をどういうふうに得ていこうというふうにお考えでしょうか。
○知事
 この原子力発電所の再稼働に向けては、これまでのことの反省を含めて申し上げれば、私が予断を持たないようにするということだと思います。
 かつて、いろいろな厳しいご批判を受けたときに、私、答弁でも申し上げたと思うんですけれども、このままいくと夏の電力需要が大変になるんじゃないかとか、いろんなことを私なりにいろいろ考えておりました。そういったいろんなことを、先々のことを考えていたということが問題の一つであったと自分なりに思っております。
 今回、これからさまざまなプロセスが進められていくことになると思いますけれども、そのプロセスが進められるときに当たっては、県として、例えば、国から求められる機能なり判断なり、あるいは議会や県民から求められる判断なりというものを見ていきながら、それに対して動いていくというやり方をしたいと思っておりまして、いわば、県がある意味でありますけれども、引っ張っていくような形でするのではなくて、あくまでもいろいろなところからのお話があったことに対して応えていくというやり方でやっていきたいと考えています。
○STS
 そこにつけても、今ずっと議論を続けられております。議論といいますか、厳しい質問も出ておりますけれども、九電との関係ですね。知事は不透明ではないというふうに議会でもおっしゃっておりますけれども、ここの信頼の回復、最終的な判断者として知事に、知事ならば、その判断はこういう判断をされてもという、その信頼は非常に大事だろうと思うんです。どういうふうに九電さんとの関係について信頼を回復していこうというお考えでしょうか。
○知事
 これは、もう何もしないのが一番だろうと思っています。何か九州電力との間で、例えば、定期的に会うことにして、それをオープンな場にして議論をしていきましょうみたいなことをやるよりも、それは、私自身が九州電力と非公式な形で接触をしたり、いろんな話をしたりするということをしないのが一番ということなのでありましょうから、そういったところで私自身としては九州電力との間の関係というのは、見える形にしていくということだろうと思っております。
 何より、実際に動いていくプロセスを見ていただければと思います。どういうプロセスになるのか全く検討がつきませんし、いつごろになるのかもわかりませんけれども、それは、仮にこの手続が進み始めたら、皆さん方も非常に関心を持って見られるでありましょうし、議会に対しても県民に対しても説明を求められることになるだろうと思っておりますので、そういったときに困らないようにしていくということだと思っています。

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