それでは、会見を始めます。
　まず最初は、韓国順天湾の国際庭園博覧会への参加です。
　今年の４月20日から６カ月間にわたって、私ども佐賀県が友好交流協定を締結している全羅南道（チョルラナムド）にあります順天市というところで、庭園をテーマにした国際博覧会が行われます。
　その中で、佐賀県は、高知県と並んで日本国の中から庭園を出展することにしました。佐賀県の自然をイメージした日本庭園を1,700平米という規模で、佐賀県造園建設業協会の指導を得てオープンさせることにしました。
　もともとは朴晙瑩（パク・ジュニョン）全羅南道の知事さんから出展の要請があって出展を決め、関係の団体とともにやってきたものでございまして、この６カ月の博覧会終了後も永久保存される予定になっています。
　イメージとしては、天山の御影石のモニュメントを佐賀県が設置したり、あと、友好交流の進展を祈念する内容の碑文や地図というものがくっついております。そして、この御影石は肥前開発さんからご提供をいただきました。
　また、光悦寺垣という垣を、これは佐賀県造園建設業協会と佐賀県造園協同組合から寄附をいただきまして、順天市に寄贈されることになっております。
　世界庭園に出展した出展者として、開会式典などに参加をすることになっておりまして、４月19日、明日でございますけれども、この開会式典、文化行事、それには坂井副知事が赴くことになっております。
　また、日程はまだはっきり決まっておりませんが、８月ごろには世界庭園の３カ国として、「佐賀県の日」を開催することになっておりまして、ステージイベントなど、いろんな催しをする予定で現在計画中でございます。
　博覧会の会場のイメージはこういう感じになっておりまして、物すごく広いという感じではありませんけれども、ここに湿地センターなどがありまして、雰囲気としては、有明海なんかによく似ているなという印象を持っております。つくっている最中のところに一度見に行ったことがありますけれども、もともと全羅南道というところは有明海と同じような感じの干潟があるところでもございまして、その印象としては、非常に佐賀県とも共通のものがあるなということを感じたところでございました。
　ということで、ぜひ皆様もお越しいただければと思います。